仮想ホスト
仮想ホストでは、複数のウェブサイトを Synology NAS.上でセットアップできます。 仮想ホストのセットアップにはドメイン名が必要です。 それぞれの仮想ホストは名前ベースまたはポートベースです。 それぞれの仮想ホストのウェブサイトは、ファイルの分類とアクセスのためにドキュメント ルートディレクトリを必要とします。
新しい仮想ホストの追加方法:
- [作成]をクリックします。
- 仮想ホストのタイプを選択: 名前ベースまたはポートベース。
- ホスト名を入力し、プロトコルとポート番号を選択します。
- ファイルの分類とアクセスに使用される ドキュメント ルートディレクトリを選択します。 (下記の注セクションを参照してください。)
- HSTS (ブラウザが HTTPS 接続を使用することを強制) と HTTP/2 をウェブ転送の高速化のために使用するかどうかを選択してください。
- この仮想ホスト用の HTTP バックエンド サーバーを選択してください。
- 仮想ホストに適用したい PHP プロファイルを選択してください。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
- SSL 暗号化接続が有効化されると、さらなるセットアップのために証明書ページが表示されます。
注:
- 柔軟性を高め、セキュリティを強化するために、Web Station は http ユーザーグループを使ってタスクを実行します。 したがって、Web Station を正常に機能させるため、各フォルダやファイルに対する http グループのアクセス権を変更してください。 例えば、vhost1 フォルダに Web Station 経由でアクセスできるようにするには、http グループが適切な名前/書き込み権を vhost1 およびその中にあるファイル/フォルダに対して持っていることを確認する必要があります。
- ファイル アクセス権を変更する目的は Web Station を正常に機能させるためです。それはアクセス権を制限できません。 情報の暴露を防ぐため、機密情報は Web Station のフォルダや仮想ホストのドキュメント ルート ディレクトリには保存しないでください。