High Availability

[Virtual Machine Manager] > [仮想マシン] で、以下を行うことができます。

制限

次の制限にご注意ください。

ホスト ロール

以下のホストは、仮想マシンで High Availability を実行することが必要とされています。

High Availability の状態

以下は、考えられる High Availability の状態タイプです。

リソースの予約

エラーが発生した際にフェールオーバーまたは切り替えが確実に行われるようにするために、仮想マシン上の High Availability を有効化または編集する際に、システムは CPU およびメモリ リソースをアクティブおよびパッシブ サーバーで予約します。また、仮想マシンの仕様が変更された際には、必要なリソースは変更され、予約されます。たとえば、4 GB のメモリを持つホストが、1 GB メモリの仮想マシンのパッシブ サーバーである場合、システムは、このパッシブ サーバー上で 1 GB メモリを予約し、仮想マシンが切り替え/フェールオーバーのイベントで確実に実行されるようにします。ただし、ホスト上のメモリが不十分な場合、メモリ予約が失敗し、システムがスイッチオーバーまたはフェールオーバーに失敗することがあります。また、残りのメモリが仮想化クラスタに予約されていると、このパッシブ サーバーはその他の仮想マシンを実行できなくなります。

スイッチオーバー

切り替えとは、異常が発生していても依然として機能しているアクティブ サーバーから、仮想クラスタの正常なパッシブサーバーへの自動的な切り替えを意味します。切り替えを行った後、アクティブ サーバーは、パッシブ サーバーのロールを仮定し、パッシブ サーバーはアクティブ サーバーのロールを仮定します。このシステムは、アクティブ サーバーが以下の状況下におかれると、切り替えを開始します。

フェイルオーバー

システムは、アクティブ サーバーにアクセスできない場合や、仮想マシンがオフラインになっている際に、フェールオーバーを開始します。フェールオーバーを行う際、仮想マシンはパッシブサーバーで自動的に再起動されます。そのため、接続が一時的に利用できなくなります。システムがフェールオーバーを実行する状況には、次のような場合が考えられます。