設定
全般
このタブの設定は、クラスタのホストすてべにわたって同期されます。
ホスト自動選択
- ホスト自動選択が有効化されると、仮想マシンの電源をオンにするのに利用可能なパフォーマンスとリソースに従って、最適なホストが選択されます。仮想マシンで実行中のホストを変更するには、[仮想マシン] > [アクション] > [移動] の順に進みます。
注:
- 仮想マシンで要求された ISO ファイルまたは指定された USB デバイスが選択されたホストにない場合は、それはマウントされません。
Virtual DSM ライセンス マッピング
- ライセンスのない Virtual DSM の電源を入れた場合は、利用可能なライセンスを自動的に見つけてマッピングします。
- ライセンスのマッピングの優先順位は以下のようになっています。
- 無償ライセンス
- アップグレード期間内のライセンス
- 新しいライセンス (一度も有効化されたことがない)
- 期限切れのライセンス
注:
- 新しいライセンスで一度も有効化されたことがないライセンスを有効化した場合、仮想マシンのストレージがあるホストがライセンスでマッピングされる最初のホストになります。もし、このライセンスを持っている Synology アカウントにログインがされていない場合は、正しいアカウントを持つホストにライセンスがランダムにマッピングされます。
既定のキーボードレイアウト
- 新しい仮想マシンを作成するときに、この設定が [設定] に適用されます。
ホストのシャットダウンの動作
- [常に私に尋ねる]、[シャットダウン]、および [停止] の中から選択できます。
注:
- 一部の仮想マシンが5分以内にシャットダウンできない場合、それらは強制的にシャットダウンされます。
- [停止] が選択されて、仮想マシンが停止に失敗した場合でも、その仮想マシンをシャットダウンできます。
- [常に私に尋ねる] を選択した場合、実行中の仮想マシンがあるとスケジュールされたシャットダウンは失敗します。
クラスタ通知
クラスタ電子メール通知を有効化/無効化することで、クラスタ ステータスが変わったときやエラーが発生したときに通知を受信できます。
E メール通知を有効にする:
- [Virtual Machine Manager] > [設定] > [クラスタ通知] に移動します。
- [電子メール通知を有効化する] チェックボックスにチェックを付けます。
- [受信者の電子メール アドレス] フィールドに 1 つ以上の電子メール アドレスを入力します。
注:それぞれのアドレスはセミコロン(;)。
- [件名プレフィックス] フィールドの追加情報を追加することができます。これにより、各電子メールの件名に追加され、通知の区別およびフィルター処理が行えるようになります。
- [利用できる SMTP サーバー] の数では、クラスタの DSM 電子メール通知の送信が有効化されたホスト数を表しています。DSM 電子メール通知を有効化するには、クラスタの個別のホストにログインし、[コントロール パネル] > [通知] > [電子メール] に移動します。
- [SMTP サーバー リスト] をクリックすると、クラスタよおび SMTP 設定で利用できるすべてのホストのリストが表示されます。
- [適用] をクリックして設定を保存します。
注:
- クラスタ通知の設定は、DSM 通知の設定とは異なります。クラスタ通知は、クラスタ ステータスが変わったときやエラーが発生したときにのみ送信されます。
- 重複した通知:一般的に、クラスタ通知は実行されている SMTP サーバーの 1 つから送信されます。SMTP サーバーが 1 つ以上構成されている場合、クラスタ ネットワークが不安定になった場合など、特定の状況において通知が重複することがあります。
- 電子メール通知の送信には、最低でも 1 台の SMTP サーバーが必要となります。SMTP サーバーが構成されていない場合は、通知イベントが失敗します。通知が確実に送信されるようにするためにも、クラスタ ネットワークが不安定になった場合に、この機能を 1 台以上の SMTP サーバーに構成することが推奨されます。
High Availability
high vailability 設定を構成してクラスタのすべてのホスト全体で同期ができます。
失敗検出間隔の設定方法:
- [Virtual Machine Manager] > [設定] > [High Availability] に移動します。
- ドロップダウンリストから数字を選んで [失敗検出間隔] を設定してください。失敗が設定された間隔よりも長く続場合、仮想マシンは自動的にパッシブ サーバーにスイッチオーバーします。
モニターされるイベントの設定方法:
- [Virtual Machine Manager] > [設定] > [High Availability] の順に進んで、モニターしたいイベントを設定します。Virtual Machine Manager は、設定されイベントを検出し、設定されたイベントのうちのいずれかが起きると、自動的に仮想マシンをパッシブ サーバーに切り替えます。