概要
[Virtual Machine Manager] > [概要] を選択すると、仮想クラスタの現在の状態を一目で確認することができます。クラスタを正常に機能させるために、ホスト、仮想マシン、ストレージ リソースで発生したエラーも表示されます。
クラスタの状態
クラスタの全体的な状態は、ホスト、仮想マシン、ストレージでエラーが検出されたことを知らせるために、一番上に表示されます。ここに表示される可能性のある状況は次のとおりです。
- 正常:クラスタの全体的な状態は良好であり、クラスタが正常に機能しています。
- 注意:クラスタの状態が異常ですが、サービスはまだ稼働しています。問題があるリソースを確認し、対処してください。
- 危険:クラスタが故障しています。問題のあるリソースを確認し、直ちにメンテナンスを行ってください。
警告メッセージ
クラスタの状態は次の3つに分けられます。ホスト、仮想マシン、およびストレージ。状態、リソースの両、各カテゴリーで検出された警告の総数が表示されます。カテゴリーをクリックすると、詳細なリストが表示されます。以下は、警告メッセージが表示される可能性のある状態です。
- ホスト
- ホストはオフラインです。
- ホスト間に異常なネットワーク接続があります。
- クラスタで半分以上のホストがオフラインになっていると、クラスタは作動を停止します。
- 仮想マシン
- 次の状況では、状態は [警告] に変わります。
- 次の状況では、状態は [エラー] に変わり、仮想マシンの電源を入れることはできなくなります。
- ホストはオフラインです。
- ストレージがいっぱいか、クラッシュしているか、失われている
- ストレージ
- 次の状況では、状態は [警告] に変わります。
- トレージの残量が少ない中で稼働している
- ストレージが劣化している
- 次の状況では、状態は [エラー] に変わります。
- ストレージがいっぱいか、クラッシュしているか、失われている
- ストレージでエラーが発生した