アクション ルール リスト
[リスト] タブでは、アクション ルールを追加、編集、有効、無効、削除することができます。Surveillance Station は 2 種類のルールを使って、各種監視機能を自動化します(開始され、予約される)。実行されたアクション ルールは、プリセットされた条件に基づいた特定のイベントが発生したときに実行されます。予約されたアクション ルールが計画に基づいて実行されます。イベントとアクションのリストは、アクション ルールで確認できます。
実行されたアクション ルールを追加する:
- [追加] をクリックして、新しいアクション ルールを作成します。
- [名前] にアクション ルールの名称を入力します。
- [ルール タイプ] から [トリガー済み] を選択します。
- [中断可能] または [中断不可] を [アクション タイプ] から選択します。中断可能なルールは、新しく実行されたアクション ルールを無視しません。最初に実行されたアクション ルールに代わり、新しく実行されたアクション ルールが実行されます。中断不可の規則は他のアクション ルールを無視し、最初に実行されたアクション ルールが完了するまで実行し続けます。
- [次へ] をクリックして続行します。
- [イベント] ウィンドウでは、アクション ルールをトリガーさせる次のパラメータを設定できます。
- 設定:
- 理論演算子: 複数のイベントが存在する場合、次のオプションのいずれかを選択します。
- AND:すべてのイベントが 30 秒以内に発生する場合アクションをトリガーします。
- OR:何か 1 つでもイベントが発生すると、アクションをトリガーします。
- 間隔: 連続イベントでアクションを再実行する頻度を秒で指定してください。
- イベント:
- イベントソース:アクション ルールを発生させるイベントソースを選択します。
- サーバー:イベントソースが接続されているサーバーを選択します。
- デバイス:アクション ルールを発生させる特定のデバイスを選択します。
- イベント:アクション ルールを発生させるイベントのタイプを選択します。
- トリガー タイプ:
- ワン タイム: 指定のイベントが起こると、このアクションは1度のみトリガーされます。
- 固定: 指定のイベントが継続的に起こると、このアクションはイベントが終了するまで各間隔で1度トリガーされます。
注:[追加] をクリックすると、別のイベントも追加できます。イベントをキャンセルするには、[削除] をクリックして削除するイベントを選択します。
- [次へ] をクリックして続行します。
- [アクション] ウィンドウでは、アクション ルールを実行させるための次のパラメータを設定できます。
- アクション デバイス:アクション ルールを実行させるアクション デバイスのタイプを選択します。
- サーバー:アクション デバイスが接続されているサーバーを選択します。
- デバイス:アクション ルールを実行させる特定のデバイスを選択します。
- アクション:実行するためのアクション タイプを選択します。選択したアクションに基づいて、追加パラメータを設定できます。
注:[追加] をクリックすると、別のアクションも追加できます。アクションをキャンセルするには、[削除] をクリックして削除する操作を選択します。
- [次へ] をクリックして続行します。
- [予約] ウィンドウでは、グリッド上のセルを選択することで、このアクションがいつアクティベートされるかを決定します。特定の日をクリックすると、その日 1 日が選択されます。時間をクリックすると、その時間が選択されます。
- [完了] をクリックすると、アクション ルールが保存されます。
注:
- ひとつのアクション ルールには最大 5 つのイベントを設定できます。また、トリガータイプは、[論理演算子] 設定に依存します。
- 1 つのアクション ルールに対して、最大で 5 つのアクションを設定できます。これらのアクションは、アクション ルールのトリガーによって同時に実行されます。
- 新しいアクション ルールが追加され、アクション ルールに関連するデバイスが無効になると、そのルールは [無効] または [一部無効] として保存されます。
- 異なるアクション ルールによって同じアクションが繰り返しトリガーされないようにするため、重複するスケジュールでスケジュールされたアクション ルールに対して同じアクションを設定することはできません。また、[プリセットに移動]、[パトロール]、[オートパン]、[オーディオオブジェクトの追跡](それぞれカメラ コントロールに関連)は、同類のアクションとして扱われます。
- CMS が有効になっている場合は、[サーバー] や録画サーバーに接続されているデバイスから録画サーバーを選択することが可能です。
- 外部イベントはサードパーティのアプリケーションと関連付られており、Web API でトリガーされます。外部イベントの設定については、Surveillance Station Web API の「外部イベント」セクションをご覧ください。
- カメラ レンズ制御関連のアクション([プリセットに移動]、[パトロール]、[自動パン]、[自動オブジェクト トラッキング] など)と [モーション検出] イベントで [割り込み可能] アクション ルールを設定する際、これらのアクションのひとつは、アクション ルール主導のモーションが検出されるため、同じアクション ルールのトリガーを繰り返すという無限ループに陥る可能性があります。これを回避するため、[アクション タイプ] を [中断不可] に変更できます。
- 次のイベントに、次のいずれかのトリガー タイプを選択できます:カメラ有効化、カメラが無効化、接続切断、通常接続、デジタル入力有効、デジタル入力無効。その他のイベントのトリガータイプは構成できません。また、デフォルトオプションに設定されます。
- アクション ルールの名前は、大文字小文字を区別します。また、以下の記号以外の Unicode 文字を使って 1 ~ 64 文字で指定します。~ ` ! @ # $ % ^ & * ( ) = + [ { ] } \ | ; : ' " < > / ?
最初の文字にマイナス記号またはスペースは使用できません。また、最後の文字にスペースは使用できません。
予約されたアクション ルールを追加する:
- [追加] をクリックして、新しいアクション ルールを作成します。
- [名前] にアクション ルールの名称を入力します。
- [ルール タイプ] から [スケジュール済み] を選択します。
- [次へ] をクリックして続行します。
- [アクション] ウィンドウでは、アクション ルールを実行させるための次のパラメータを設定できます。
- アクション デバイス:アクション ルールを実行させるアクション デバイスのタイプを選択します。選択したアクション デバイスによっては、追加パラメーターを構成に使用できます。
注:IFTTT および Webhook オプションについては、こちらを参照してください。
- デバイス:アクション ルールを実行させる特定のデバイスを選択します。
- アクション:実行するためのアクション タイプを選択します。選択したアクションに基づいて、追加パラメータを設定できます。
注:[追加] をクリックすると、別のアクションも追加できます。アクションをキャンセルするには、[削除] をクリックして削除する操作を選択します。
- [次へ] をクリックして続行します。
- [予約] ウィンドウでは、グリッド上のセルを選択することで、このアクションがいつアクティベートされるかを決定します。特定の日をクリックすると、その日 1 日が選択されます。時間をクリックすると、その時間が選択されます。
- [完了] をクリックすると、アクション ルールが保存されます。
注:
- 1 つのアクション ルールに対して、最大で 5 つのアクションを設定できます。これらのアクションは、アクション ルールのトリガーによって同時に実行されます。
- 新しいアクション ルールが追加され、アクション ルールに関連するデバイスが無効になると、そのルールは [無効] または [一部無効] として保存されます。
- CMS が有効になっている場合は、[サーバー] や録画サーバーに接続されているデバイスから録画サーバーを選択することが可能です。
- 外部イベントはサードパーティのアプリケーションと関連付られており、Web API でトリガーされます。外部イベントの設定については、Surveillance Station Web API の「外部イベント」セクションをご覧ください。
- 予約されたアクション ルールに対しては、[アクション ルール記録の開始] は使用できません。[IP カメラ] > [録画設定] > [予約] を選択し、予約録画を設定します。
アクション ルールを編集する:
- リストからアクション ルールを選択し、[編集] をクリックします。
- [ルール情報]、[イベント]、[アクション]、[予約] などのタブで設定を変更します。
- [OK] をクリックして、変更内容を保存します。
アクション ルールを有効/無効にする:
- リストからアクション ルールを選択します。
- 選択したアクション ルールを有効にするには、[有効] ドロップダウン メニューで [有効] をクリックします。選択したアクション ルールを無効にするには、[無効]をクリックします。
アクション ルールを無効にする:
- リストからアクション ルールを選択し、[削除] をクリックすると選択したアクション ルールが削除されます。
- 確認のダイアログが表示されます。[はい] をクリックして続行します。
アクション ルールの状態
Surveillance Station には、アクション ルールが正常に機能しない場合のために、3 つの状態を表示します。
- 無効:アクション ルールは実行されません。ユーザーが手動でアクション ルールを無効にした場合、アクション ルールは無効になります。
- 不正:アクション ルールのどのアクションも実行されません。イベント デバイスの状態またはすべてのアクションのアクション デバイス/アイテムが異常です。
- 部分的に無効:一部のアクション デバイス/アイテムの状態が異常です。無効なアクションは実行されませんが、有効なアクションは稼働します。
アクション ルールの優先度
さまざまなアクション規制が同時に一部のアクションをトリガーすると、以下の順番でこれらが実行されます。
- トリガーされた規則の方が予約規則よりも優先度が高いです。
- 手動で実行されたアクションには、イベント トリガーのアクションよりも高い優先度が割り当てられます。 手動で実行されるアクションがイベント トリガーのものと同じである場合、後者が中断されます。
デバイスの状態の変化
以下に、デバイスの状態の変化に対するアクション ルールの動作について説明します。
- 使用中デバイスの削除またはモデルの変更では、アクション ルールの状態が [不正] となります。
- 使用中のデバイスが無効化されると、アクション ルール状態が [無効] となります。アクション ルールの状態は、デバイスが再び有効化されると、通常に戻ります。
- 使用中のプリセット位置/パトロールパス/オーディオ パターンが削除されると、アクション ルールの状態は [無効] に変わります。
注:
- 上記のような場合は、アクション ルールがひとつのアクション、ひとつのイベントに設定されていると想定し、関連デバイスの状態の変化に合わせてアクション ルールの状態が [無効] になります。
- このアクション ルールが複数のアクションおよびイベントで設定されていると、以下の理由から、以下の状態になります。
- 不正:
- すべてのアクションが無効である場合。
- すべてのイベントが無効である場合。
- 一部のイベントが無効である場合、複数のイベントの [論理演算子] が [AND] として設定されます。
- 部分的に無効:
- 一部のアクションのみが依然として有効。
- 一部のイベントが有効である場合、複数のイベントの [論理演算子] が [OR] として設定されます。