録画
[録画] タブでは、録画とアーカイブの設定を行うことができます。
次のいずれかの方法で、録画設定を行ってください。
- 事前録画時間と/事後録画時間:イベントが検出された場合に録画時間を前後に引き延ばす時間を設定します。
注:事前録画と事後録画の時間を増やすと、トリガーされたイベントをより完全に録画する上で役立ちます。例えば、両方を5秒に設定するとカメラは10秒間続いたイベントを検出します。イベントの前の5秒間とイベントの後の5秒間の映像も検出結果に含まれるので、合計で20秒間の映像を得ることができます。
- ファイルを保持する日数:記録を保持する機関(日数)を指定します。指定した時間範囲よりも以前に保存された録画は、自動的に削除されます。
- アーカイブ フォルダをこれ以下に限定する (GB):録画をアーカイブするためのストレージ スペースの上限サイズ(ギガバイト)を指定します。指定した上限サイズに達すると、最も古い記録が新しい記録で上書きされます。
- [予想必要スペース] をクリックして、カメラが現在の設定で連続記録を実行するために必要な予測ストレージ スペースを取得します。
注:
- 事前録画時間はメモリ消費量に関係しています。Synology の公式ウェブサイトで示されたテストは5秒の事前録画時間に基づいて行われます。デフォルトの事前録画時間よりも長い事前録画時間をセットアップすると、NAS にサポートされている IP カメラの最大数がメモリ消費の増加により影響を受けます。
- [ファイルを保持する日数] と [アーカイブ フォルダを最大 (GB) までに限定する] が同時に適用されている場合、ファイルはいずれかのしきい値を超えた時点でローテーションされます。たとえば、録画を60日間保管しアーカイブストレージを最大15 GBに制限するとした場合、古い録画は蓄積されたファイルが15 GBを越えた時点で60日保管される前に上書きされます。
次のいずれかの方法で、録画アーカイブを設定してください。
- アーカイブフォルダー名をカスタマイズする:録画ビデオを保存しておくための録画アーカイブ フォルダの名前を入力します。
- ファイル名のプレフィックスをカスタマイズする:各ファイル名の前に表示されるファイル名のプリフィックスを入力します。
- 録画ストレージ:記録ビデオを保存するための記録ストレージを選択します。
注:
- Surveillance Station で作成した共有フォルダしか記録ストレージとしては設定できません。詳細は、Surveillance Station のヘルプで [記録] > [ストレージ] を参照してください。
- 記録ストレージの変更を完了するために [保存] をクリックすると、カメラの状態は「構成中」に変わります。構成中は、ライブビューと記録は正常に機能しますが、構成が完了するまではカメラを編集することはできません。完了までに要する時間は、カメラの記録ビデオのサイズによります。
- カメラに関連付けされたストレージがクラッシュしたり、削除したりすると、カメラの状態は [ストレージは使用できません] になり、その記録機能はすべて停止します。カメラを正常に機能させるには、別の記録ストレージを選択する必要があります。
- 外部デバイスは、記録ストレージとしてサポートされていません。