タスク
[タスク] タブでは、さまざまな種類の DVA タスクを追加、編集、および削除して、ターゲット環境に対応し、各イベントの詳細情報を受け取ることができます。
タスクの追加
人物および車両の検出
人物と車両の検出は、制限区域に留まっている人や車両を検索します。可能な操作は、裏庭の検出ゾーンの描画、トリガー時間の設定、疑わしいイベントが発生したときの通知受信です。
人物および車両の検出タスクを追加する:
- [追加] をクリックします。
- [人物および車両の検出] を選択します。
- 基本タスクの設定ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [情報] で、[名前] に値を入力するとともに [ビデオ ソース] の値を選択します。
- [録画] で、DVA 検出結果の録画ファイルを保持するかどうかを判断し、[イベント前の事前録画時間] と [イベント後の事後録画時間] を設定します。
- アドオン機能ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [モーション検出の統合] で、Surveillance Station でモーション検出を [人物および車両の検出] と一緒にトリガーするかどうかを決めます。
- タスクのパラメータ ページで、次の設定を構成し、[適用] をクリックします。
- 基本設定の内容:
- ゾーン タイプ:カバーされているエリアを検出対象として含めるか除くかを決めます。
- ゾーン数:ゾーン数を設定し、ノードをドラッグして、プレビュー ウィンドウでゾーンの図形を調整します。ノードを作成するには左クリック、ノードを削除するには右クリックします。
- 表示情報:画面に表示する情報を選択します。
- ストリーム プロファイル:適用するプロファイルを選択します。
- パラメータの内容:
- 検出ターゲット:人物または車両、あるいはその両方のうち、いずれを検出するかを決定します。
- 小さいオブジェクトを無視:この機能を有効にするには、ドロップダウン メニューから [有効] を選択し、[編集] をクリックして対象物の大きさを微調整します。値を入力するか、ノードをドラッグしてフレーム サイズを調整します。
- 最短時間:人物や車両が設定された時間を超えて検出ゾーンに滞在すると、イベントがトリガーされます。値を 1 ~ 180 秒の範囲で入力してください。
侵入検知
侵入検知は、仮想フェンスを設定し、対象物がそのフェンスを越えたときにイベントをトリガーします。たとえば、誰かが校庭や私有地などの制限区域の境界を越えた場合に警告を受けることができます。
侵入検知タスクを追加する:
- [追加] をクリックします。
- [侵入検知]を選択します。
- 基本タスクの設定ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [情報] で、[名前] に値を入力するとともに [ビデオ ソース] の値を選択します。
- [録画] で、DVA 検出結果の録画ファイルを保持するかどうかを判断し、[イベント前の事前録画時間] と [イベント後の事後録画時間] を設定します。
- アドオン機能ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [モーション検出の統合] で、Surveillance Station でモーション検出を [侵入検知] と一緒にトリガーするかどうかを決めます。
- タスクのパラメータ ページで、次の設定を構成し、[適用] をクリックします。
- 基本設定の内容:
- 検出方向:仮想フェンスの向きを決め、プレビューウィンドウでフェンスの位置を調整します。
- 表示情報:画面に表示する情報を選択します。
- ストリーム プロファイル:適用するプロファイルを選択します。
- パラメータの内容:
- 検出ターゲット:すべてのオブジェクトあるいは特定のオブジェクトを検知するかどうかを決定します。
- 小さいオブジェクトを無視:この機能を有効にするには、ドロップダウン メニューから [有効] を選択し、[編集] をクリックして対象物の大きさを微調整します。値を入力するか、ノードをドラッグしてフレーム サイズを調整します。
人数計測
人数計測は、指定の時間内でエリアに出入りした人数を計測します。このデータは、意思決定の改善、スペースの効率化、長期的な傾向の分析を支援し、管理を最適化します。天井設置カメラを使用している場合は、タスクを追加し、トラフィックの流れを調整して、足跡のリアルタイム ータを取得できます。
人数計測タスクを追加する:
- [追加] をクリックします。
- [人数計測 (天井取り付け)] を選択します。
- 基本タスクの設定ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [情報] で、[名前] に値を入力するとともに [ビデオ ソース] の値を選択します。
- [録画] で、DVA 検出結果の録画ファイルを保持するかどうかを判断し、[イベント前の事前録画時間] と [イベント後の事後録画時間] を設定します。
- アドオン機能ページで、次の設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- [モーション検出の統合] で、Surveillance Station でモーション検出を [人数計測] イベントと一緒にトリガーするかどうかを決めます。
- タスクのパラメータ ページで、次の設定を構成し、[適用] をクリックします。
- 基本設定の内容:
- 計算モード:何の人数を測定するか選択します。
- カウンター リセット:ドロップダウン メニューを使用して、人数計測値のリセットのスケジュールを設定します。
- 表示情報:画面に表示する人数計測情報と計測方法を選択します。
- ストリーム プロファイル:適用するプロファイルを選択します。
- パラメータの内容:
- 群衆検出:この機能を有効にするには、ドロップダウン メニューから [有効] を選択し、群衆として計測する人数を設定します。
人数計測の値をリセットする:
[人数計測] タスクを選択し、[集計ツール] > [カウンター リセット] の順にクリックします。
計測人数を統合する:
複数の入口に人数集計カメラが設置されている場合、または複数の場所で集計された数値を加算したい場合は、[計測人数の統合] を使用して集計数を統合できます。
- [集計ツール] > [計測人数の統合] > [加算] の順にクリックします。
- 設定を行い [OK] をクリックします。
- この設定を変更したい場合は、[集計ツール] > [計測人数の統合] > [管理] の順にクリックします。
注:
- それぞれの人数計測タスクはひとつの計測人数の統合タスクにだけ追加できます。
- 計測人数の統合タスクに追加した後は、元のタスクのカウンター リセットと群衆検出の設定は無効となり、新しいタスクに置き換えられます。
タスク設定の修正
タスクを削除する:
- 削除したいタスクを選択して、[削除] をクリックします。
- [すべての検出結果を削除(ロックしたアイテムを含む)] または [検出結果をすべて保持] のいずれかを選択します。
タスクを編集する:
修正するタスクを選択してから [編集] をクリックします。
- [全般] では、基本情報を管理し、タスクの DVA 録画の設定ができます。
- [設定] では、DVA タスクを Surveillance Station のモーション検出と統合するかどうか決めることができます。
- [パラメータ] では、基本設定と検出パラメータの詳細を管理できます。
- [スケジュール] では、タイムテーブルを使用して DVA タスクを実行する時期を設定できます。
タスクを有効/無効にする:
対象のタスクを選択し、[有効] > [有効/無効] をクリックします。
パラメータ調整機能
パラメータ調整機能を使用すると、以前の記録または DVA 検出結果を使用してタスク パラメータを設定できます。これにより、実際の使用に基づいた検出が適用され、より正確な結果を提供できるようになります。
パラメータ調整機能を実行する:
- [タスク] タブからタスクを選択し、[パラメータ] > [パラメータ調整] の順に進みます。
- [パラメータ調整の実行] をクリックします。
- [ビデオ ソース] パネルで、対象の録画を探し、ダブルクリックで選択します。
- イベントの発生時期にタイムラインをドラッグして、設定パラメータを変更します。
- [適用] をクリックして、変更内容を保存します。
注:
- パラメータ調整機能を実行中は、DVA タスクは一時的に無効になります。
- パラメータ調整機能は、一度に 1 人のユーザーのみが使用できます。
- カメラの録画がない場合は、パラメータ調整機能は実行できません。
- 選択した録画にタスクと同じストリーム プロファイルがないと、精度に影響する可能性があります。