[詳細設定]ページでは、サービスの設定を変更したり、Device Pack を更新したりします。
[サービス] タブでは、Synology NAS をホスト サーバーや記録サーバーとして設定し、中央管理メカニズムを備えた大型の監視ネットワークを形成することができます。Surveillance Station のさまざまな機能を活用してローカル ディスプレイを設定すると、コンピュータを常時稼働させる必要がありません。
中央管理システム (CMS) によって、ホスト サーバーでライブビューや、ペア化した記録サーバーの記録を見たりすることが可能になります。CMS ホストを設定すると、[管理] > [サーバー] を選択するだけで記録サーバーを追加し、CMS サービスで管理することが可能になります。
Synology サーバーをホスト サーバーまたは記録サーバーのいずれかに設定するには、[中央管理システム (CMS) を有効にする] にチェックマークを付けて、[ホスト サーバーにする] または [記録サーバーにする] を選択します。
CMS ホストとその記録サーバーが内部 IP を介して通信している場合は、インターネットで記録サーバーのビデオ フィードを受信するときにテクニカルな問題が発生する場合があります。
つまり、ウェブ ブラウザを使って別のドメインから中央管理システムにアクセスするときには、記録サーバーからドメイン間でビデオ フィードを受信するにはリレー機能が必要となります。例えば、ビデオ リレー機能を有効にすると、会社のネットワーク上にある記録サーバーのビデオを自宅からも見ることができます。
ログイン後にユーザーの操作を阻止することで、記録サーバーの設定へのアクセスを制限します。記録サーバーの admin または administrators グループに属するユーザーだけがサービスページにアクセスしてこのオプションを変更することができます。管理者の権限を持たないユーザーは、ログイン後に設定を見たり、変更したりすることはできません。
NTP サービスで記録サーバーと CMS ホスト間の時間を同期します。記録サーバーの元の時間設定は、このオプションをキャンセルすると元に戻すことができます。
ローカル ディスプレイは Surveillance Station 構成を補足し向上させるために設計された、ライブビューと再生を行うためのソリューションです。ローカル ディスプレイを活用すると、常時コンピュータを起動し続けなくても Surveillance Station のさまざまな機能を使用することができます。
admin と administrators グループに属するユーザーだけがローカル ディスプレイの設定を変更できます。
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* 特定のモデルでのみ使用できます。
このセクションでは、スペースや時間に制限があるとき、認識されていないカメラの録画をどのように管理するかを設定できます。このようにすることで、録画ストレージを効率的に活用できます。
この機能を有効にするには、[アーカイブ規則に基づいて認識されていないカメラの録画を再帰的に削除する] にチェックマークを付けると、システムが古いものから記録アーカイブを削除します。または、スペースと時間が設定値に達すると、カメラが録画を停止します(アーカイブ規則に基づいて)。規則を変更したい場合は、[管理] > [IP カメラ] を選択して、任意のカメラをダブルクリックします。次に、[録画] タブ > [アーカイブ ローテーションの設定] を選択します。
[Device Pack] タブでは、現在の Device Pack の基本情報を見たり、Device Pack を更新してカメラの互換性を高めたり、Device Pack をデフォルトに戻したりします。
[出荷時設定に戻す] をクリックして確定します。
Device Pack を出荷時の設定に戻すと、カメラの互換性が悪くなります。