キャッシュ
このタブでは、プロキシ サーバーのキャッシュ設定を行います。プロキシ サーバーには2種類のキャッシュがあり、ディスク キャッシュとメモリ キャッシュです。両方とも個別に構成できます。
ディスクのキャッシングを構成する:
- まず、キャッシュしたデータを保管しておくボリュームを [位置] から選択します。次に、キャッシュ ディレクトリに割り当てたいスペースの両をギガバイトで指定します。キャッシュ ディレクトリからすべてのデータを削除するには、[ディスク キャッシュをクリア] をクリックします。
- 次に、プロキシ サーバーがキャッシュするファイルのサイズを指定します。[ディスクキャッシュの最小ファイルサイズ] で値をキロバイトで入力します。これよりも小さいサイズのファイルはキャッシュされません。
- [ディスクキャッシュの最大ファイルサイズ] で別の値をキロバイトで入力します。これよりも大きいサイズのファイルはキャッシュされません。
- 次に、キャッシュしたコンテンツを交換する頻度を指定します。キャッシュスワップの下限にキャッシュ スペースのパーセンテージを別の値を入力します。プロキシ サーバーはこれをしきい値として使用し、古いキャッシュファイルを削除します。詳細は、次のステップをご覧ください。
- キャッシュスワップの上限にキャッシュ スペースのパーセンテージを入力します。キャッシュ ストレージがこのパーセンテージに到達したら、[キャッシュスワップの下限] に到達するまでプロキシ サーバーは古いキャッシュ ファイルを削除します。
- 完了したら、[適用] をクリックするとディスクキャッシュの設定が保存されます。
注:
- 非ゼロの整数は 位置サイズにしか使用できません。
- [ディスクキャッシュの最小ファイルサイズ] に入力できる最大値は、2048 キロバイトであり、非ゼロの整数のみ入力できます。また、この値は [ディスクキャッシュの最大ファイルサイズ] を超えてはいけません。
- [ディスクキャッシュの最大ファイルサイズ] に入力できる最小値は、8 キロバイトであり、非ゼロの整数のみ入力できます。また、この値は [ディスクキャッシュの最小ファイルサイズ] より小さくても、位置サイズよりも大きくてもいけません。
- キャッシュスワップの上限およびキャッシュスワップの下限は、ディスクキャッシュにのみ適用されます。これらの値に近づくほど、置き換えられる古いキャッシュ ファイルが少なくなります。
メモリ キャッシュの設定:
- [キャッシュメモリのサイズ] にメガバイトで値を入力してください。この値は、プロキシ サーバーがメモリキャッシュとして使用する追加のメモリです。プロキシ サーバーのメモリの使用量は、次の式で割り出すことができます。10 * (ギガバイトあたりのキャッシュ ディレクトリのサイズ) + 15 +(キャッシュ メモリのサイズ)このパラメータを設定する前に、Synology NAS のメモリ サイズを決定しておかれることを強くお薦めします。
- [メモリ キャッシュの最大ファイルサイズ] で値をキロバイトで入力します。このサイズよりも大きいオブジェクトは、メモリ キャッシュに保存できません。
注:
- [メモリ キャッシュの最大ファイル サイズ] は、Synology NAS のメモリ サイズよりも大きくなければなりません。