全般

デフォルトのロケール設定

[設定] > [プロフィール] で選択できる Office での表示言語に加え、ユーザーの言語や地理数値、通貨、日付の形式の変更を行うことも可能です。 以下の手順に従い、すべてのスプレッドシートのデフォルトのロケールを変更します。

  1. [アカウント] アイコン > [設定] > [Office] > [デフォルトのロケール] をクリックします。
  2. デフォルトのロケールは、ブラウザのロケールと同じになります。 ドロップダウン メニューからロケールを選択し、デフォルトのロケールを変更します。
  3. [OK] をクリックします。

注:

Synology Office ファイルと Microsoft ファイルの互換性

Microsoft Office ファイルを Synology Office ファイルに変換する方法:

Office パッケージをインストールすると、Drive で以下の機能を使用できます。

変換にサポートされているファイル形式:

Synology Office ファイルを Microsoft Office ファイルとしてダウンロードする方法

ダウンロードしたいファイルを開いた後で、[ファイル]メニュー > [ダウンロード]の順に進みます。 ファイルは以下のタイプとしてダウンロードされます。

注:

テンプレートの管理

Office パッケージはさまざまな内蔵のテンプレートを提供します。すべてのユーザーがこれを使用してファイルを作成できますが、編集、共有、削除、または改名は許可されません。 しかし、ユーザーは自分自身のカスタマイズされたテンプレートを持って、その編集、共有、削除、改名、および公開を行うことができます。 テンプレートのページに行くには、[ファイル] > [テンプレートからの新規ファイル]をクリックします。

カスタマイズしたテンプレートを作成する方法:

  1. テンプレートとして保存したい既存のファイルを開きます。
  2. [ファイル]メニューを開き、[テンプレートとして保存]をクリックします。
  3. テンプレートの名前を指定します。

注:

テンプレートを共有する方法:

ツールバーの [共有] アイコンをクリックします。 テンプレートを共有したい人を選択し、また付与したい権限のタイプを選択します。テンプレートの共有後、権限のあるユーザーはそれを Drive ポータルの+ > [テンプレートから]をクリックするか、あるいは Office のエディタで [ファイル] > [テンプレートからの新規ファイル]をクリックして見ることができます。

テンプレートは以下と共有できます。

  1. ユーザー: テンプレートにアクセスできる特定のユーザーと。
  2. グループ: テンプレートにアクセスできる特定のグループのユーザーと。
  3. 内部: Drive にアクセスしてテンプレートにアクセスできるすべての内部ユーザーと。

テンプレート共有のための権限タイプには以下があります。

  1. 編集:管理権限を与えられたユーザーは、テンプレートの編集、共有、削除、および改名ができます。
  2. 表示: 表示権限を持つユーザーは、テンプレートで新規ファイルを作成することのみができます。

注:

テンプレートの URL を共有する方法:

URL 経由でテンプレートを共有するには、ツール バーで共有アイコンをクリックして、テンプレートの共有リンクをコピーし、そのテンプレートを共有したい人に送信します。

リンクを受信して開いた後で:

  1. 表示権限を持つユーザーは表示モードに案内されます。
  2. 編集権限を持つユーザーも表示モードに案内されますが、編集に切り替えることも可能です。.
  3. 権限のないユーザーは[アクセスをリクエスト]ページに案内されます。

テンプレートの仕様

内蔵テンプレートの場合、テンプレート ページからそれをプレビューし、それを使ってファイルを作成することができるのみです。 他のユーザーと共有したテンプレートの場合、表示の権限を持つテンプレートでファイルを表示して作成することができます。その一方、編集する権限のあるテンプレートの場合、改名、削除、編集、および公開ができます。 詳細については、下記をご覧ください。

テンプレートの編集と公開方法:

  1. 他の通常のファイルと同様にテンプレートを編集できます。
  2. 編集の完了後、テンプレートを公開して、そのテンプレートでファイルを作成したユーザーがその完成バージョンを使用していることを確認してください。

注:

ファイル バージョンの管理

Office でフィアルの作業をしているときに、バージョンが定期的にサーバーに自動保存されます。そのため、保存せずにファイルを閉じたとしても、情報が失われる心配はありません。 各ファイルの完全なバージョンの履歴は保存されます。これには、最終変更時刻やファイルに変更を行ったユーザーが含まれます。

ファイル バージョンの復元またはコピー:

  1. ファイルを開きます。
  2. 左のサイドバーの [履歴を表示] アイコンをクリックします。 右側で、履歴バージョン リストが含まれるメインウィンドウが表示されます。
  3. リストのバージョンをクリックし、このバージョンのプレビューがメイン ウィンドウに表示されます。 各バージョン間の違いにハイライトを当てるため、[記録を非表示]モードを[記録を表示]に切り替えることができます。
  4. 名前のないバージョンの右端にある[その他]アイコンをクリックして、[名前のバージョン]を選択することで、そのバージョンに対する名前を指定できます。
  5. また、名前の付いたバージョンの右端にある[その他]アイコンをクリックして、[名前の変更]または[名前を削除]を選択することで、バージョンの名前を変更または削除することができます。
  6. 右下隅の [復元] をクリックし、選択したバージョンにファイルを復元します。これにより、現在のファイルは上書きされます。 または、[コピーを作成] をクリックし、別のファイルとして選択したバージョンを保存します。

注:

ファイルを暗号化

機密ファイルにはパスワードの保護を追加することができます。これは、ファイルの作成の際、または作成後に行うことができます

暗号で新しいファイルを作成する:

  1. [ファイル]メニュー > [新しい暗号化ファイル]をクリックします。
  2. [ドキュメント][Spreadsheet]、または[スライド]を選択します。
  3. パスワードの入力および確認を行い、[OK] をクリックします。 暗号化したファイルが、新しいタブで開きます。

注:

既存のファイルに暗号を追加する:

  1. ファイルを開いた後で、左のサイドバーで [暗号化] アイコンをクリックします。
  2. 必要に応じて、タイトルを編集することができます。
  3. [パスワード] フィールドにパスワードを入力します。
  4. [パスワードの確認入力] フィールドに再度新しいパスワードを入力します。

注:

次のデータは、暗号化されたファイルでは保持されません。

暗号化したファイルのパスワードを変更する:

  1. ファイルを開いた後で、左のサイドバーで [暗号化] アイコンをクリックします。
  2. [パスードを変更] を選択します。
  3. [パスワード] 欄に現在のパスワードを入力します。
  4. [新しいパスワード] 欄に新しいパスワードを入力します。
  5. [再度同じパスワードを入力してください] 欄に新しいパスワードを入力します。
  6. [OK] をクリックします。

暗号化したファイルの暗号化していないコピーを作成する:

  1. ファイルを開いた後で、左のサイドバーで [暗号化] アイコンをクリックします。
  2. [非暗号化コピーの作成] を選択します。
  3. [パスワード] 欄にパスワードを入力します。
  4. [OK] をクリックします。

Office ファイルの共有

その他の DSM ユーザーまたはグループに、表示、編集、コメント、または管理の権限を与えるかどうかを選択することができます。 ファイルが共有された後で、被招待者の参加者は通知を受け取ります。

リンク権限の共有:

ツールバーの [共有] アイコンをクリックします。 [権限]ドロップダウン メニューで次のいずれかのオプションを選択します。

アカウントを招待する方法:

  1. [ユーザー/グループ] フィールドで、DSM ユーザー名またはグループ名を入力します。 入力を開始すると、DSM ではユーザー名やグループ名の候補が表示されます。
  2. このユーザーまたはグループに、このアイテムの表示、管理、またはコメントのみを許可するか否かを、ドロップダウン メニューから選択します。
  3. +ボタンをクリックし、そのユーザーまたはグループと、このアイテムを共有します。 複数のユーザーまたはグループを追加できます。
  4. [OK] をクリックします。

注:

バックアップと復元

[Hyper Backup] を活用すると、Office をローカルまたはリモートのディスティネーションにバックアップし、パッケージの設定とデータを以前の状態に戻すことができます。 Drive と Office の両方を同時にバックアップする必要があります。なぜなら、Synology Office ファイルは1台の Drive で管理されるからです。詳細な情報は[Drive ヘルプ] > [バックアップと復元]を参照してください。