ライセンスとアカウント

ライセンス

[ライセンス] ページで、購入したライセンスを加えることでユーザーの上限を増やすことができます。Synology MailPlus ライセンス パックの詳細な説明。

ライセンス キーの追加方法:

  1. [ライセンスを追加] をクリックします。
  2. プロセスを続行するには、本契約条項にご同意いただかなければなりません。
  3. ネットワーク接続が安定していることを確かめて、Synology アカウントにサインインしてください。
  4. 以下のいずれかのオプションを選びます。
  5. ウィザードに従って設定を完了します。ライセンスが追加されると、Synology MailPlus Server が自動的にユーザー上限をアップデートします。

ライセンシングの条件を理解する方法:

電子メール システムが次の活動のうちのいずれかを実行していることを検知すると、MailPlus Server のインターフェースは制限を受け、ユーザーが十分な数の有効なライセンス キーを持つまで、セキュリティ関連のサービスが保留になります。

注:

アカウント

[アカウント] ページで、メール サービスのユーザーを選択して、使用量の割当を管理し、特定のユーザーまたはグループに対しポリシーを設定できます。また、他のユーザーに管理上の権限を与える、委任ポリシーをセットアップできます。

ユーザー/グループ用のメール サービスを有効化する方法:

電子メール サービスのユーザーを選択してください。また、メールボックス ストレージの割当をカスタマイズして、無効化されたユーザーのデータを削除することによって、サーバー データベースの増大を管理することができます。

  1. [アカウント] > [ユーザー]/[グループ] の順に進んで、メール サービスのユーザーを有効化します。
  2. ターゲットのユーザーあるいはグループを選んで、[割当を設定] をクリックして以下の設定を構成します。
  3. 設定を保存します。
  4. [情報] コラムのドキュメント アイコンをクリックして設定をチェックします。
  5. 無効化されたライセンスを持つユーザー (例えば、前従業員) の場合、[データをクリア] をクリックしてそのユーザーのすべてのメールと個人設定を削除します。

デフォルト設定を構成する方法:

すべての無指定のユーザーおよびグループにデフォルト設定をセットアップすると、それぞれのユーザーとグループに一つずつ構成をする手間を省くことができます。

  1. [アカウント] > [設定] の順に進んで、以下の設定を構成します。
  2. 設定を保存します。

注:

ユーザー ポリシーのセットアップ方法:

特定のユーザーあるいはグループにユーザー ポリシーをセットアップして、メールサービスへの彼らのアクセスを規制し、トラフィック使用量を制限します。

  1. [アカウント] > [ユーザー ポリシー] の順に進みます。
  2. 上部のバーで[追加] (プラス アイコン) をクリックします。
  3. ポップアップ ウィンドウで、ポリシー名を入力して、容易に識別できる色を選んでください。
  4. [メール配信]の下では、次の規則を構成してください。
    規則 あり なし ドメイン別
    自動転送を無効にする ユーザーは電子メールを自動転送できません。 ユーザーは電子メールを自動転送することができます。 ポリシーはドメイン設定に従います。
    規則 値なし
    1日の送信量制限 (数字) 1日に送信できるメッセージの合計の最大数を設定します。 ポリシーはドメイン設定に従います。
    1日の発信トラフィック量 (MB) 1日に送信される合計メッセージ数のサイズ上限を設定します。 ポリシーはドメイン設定に従います。
    単一の添付ファイルのサイズ (MB) 各電子メールの添付ファイルの最大サイズを設定します。 ポリシーはドメイン設定に従います。

    設定に矛盾がある場合、上記の規則はユーザーの元のドメイン設定を無効にするので、ご注意ください。

    規則 あり なし
    内部ユーザーにのみ電子メールを送信 ユーザーは内部ユーザーにのみ電子メールを送信できます。 ユーザーはインターネット ユーザーにのみ電子メールを送信できる、という制限は受けません。
  5. [サービス]の下では、次の規則を構成してください。
    規則 あり なし
    IMAP を有効にする ユーザーは、IMAP を使用することを許可されます。 IMAP によるクライアント アクセスは禁止されます。
    IMAP経由LANからのみログイン許可 ユーザーは IMAP 経由でのみサブドメインからサインインすることができます。 ユーザーは、MailPlus ログインに対する制限を持ちません。
    POP3 を有効化 ユーザーは、POP3 を使用することを許可されます。 POP3 によるクライアント アクセスは禁止されます。
    POP3 経由 LANからのみログイン許可 ユーザーは POP3 経由でのみサブドメインからサインインすることができます。 ユーザーは、MailPlus ログインに対する制限を持ちません。
    全文検索を有効化 サーバーは電子メールの内容にインデックスを付けます。 サーバーは電子メールの内容にインデックスを付けません。
  6. [ターゲット ユーザー] タブに切り替えて、ユーザーあるいはポリシーを適用するグループを選んでください。
  7. 設定を保存します。
  8. 作成したポリシーがリストに表示されます。

注:

ユーザー ポリシーの管理方法:

ユーザー ポリシーを選択して、上部のツールバーで次のアクションを実行します。

注:

委任ポリシーをセットアップする:

MailPlus Server の管理設定 ([ライセンス] を除く) を他のユーザーに委任することで、管理者の負担が軽くなります。

DSM 管理者が MailPlus Server の設定をすべて管理できる、ということにご注意ください。委任ポリシーは、管理者の管理権には影響しません。

  1. [アカウント] > [委任] の順に進みます。
  2. 上部のバーで[追加] (プラス アイコン) をクリックします。
  3. ポップアップ ウィンドウで、以下の情報を入力します。
  4. [ターゲット ユーザー] タブに切り替えて、ユーザーあるいはポリシーを適用するグループを選んでください。
  5. 設定を保存します。パネルの右に委任ポリシーが表示されます。

委任 ポリシーの管理方法:

ポリシーを選択して、上部のツールバーで次のアクションを実行します。