DDSM (2019-12-31 EOL)
このページでは、DSM を実行できるコンテナを構築する手順を説明します。
DDSM を作成する:
[追加] をクリックして DDSM 構築ウィザードを開始します。
- CPU:
- コンテナ名:DDSM の名前を入力します。これが DDSM のシステム名になります。既存のドッカー コンテナと同じ名前にすることはできません。
- 高度な権限でコンテナを実行する:暗号化した共有フォルダを作成したり、リモート接続を確立したり、仮想ドライブやリモート フォルダをマウントしたりする場合は、このオプションを選択します。
- リソースの制限を有効にする:
- デスクトップにショートカットを作成:
- 状態ページ:DDSM の状態を確認し、簡単な操作(例:開始、停止、再起動など)を行うことができます。
- ウェブページ:このショートカットをクリックすると、DDSM に接続してログインします。
- ネットワーク設定:
- ネットワーク インターフェイス:接続するネットワーク インターフェイスを選択します。すべての DDSM パッケージはこのネットワークをパススルーします。
- DHCP サーバーのネットワーク設定を自動的に取得する:DDSM が DHCP を介して基本設定にアクセスできるようにします。
- 手動設定を使う:IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイを入力して、DDSM のネットワーク設定を手動で行います。
- VLAN を有効化する:指定した VLAN に DDSM を追加することができます。
- ストレージ設定:
- 共有フォルダを作成して、データや校正を保存できます。ボリュームを選択することで、DDSM システム構成よおびユーザー データのストレージに共有フォルダを作成できます。
- 既存の共有フォルダから config とデータを復元する:システムは、DDSM の設定が保管されていても DDSM によって使用されていない共有フォルダをリストします。このフォルダを使って DDSM の構成やデータを復元できます。
- 共有フォルダの割り当てを有効にする:この設定を使用すると、DDSM が使用するストレージ スペースを制限できます。
注意:
- DDSM が使用している共有フォルダは btrfs ボリュームに保管しなければなりません。共有フォルダを別のボリュームに移動させると、DDSM は起動しなくなります。
- DDSM が保管された共有フォルダを削除すると、DDSM も削除されます。
- DDSM をスムーズに実行させるには、それが使用しているボリュームのスペースが不足していないか確認してください。
- DSM インストール ファイル:
- DDSM インストール ファイルは Synology サーバーからダウンロードできます。
- 概要:
- ここではあなたの設定を確認できます。
- ウィザード終了後、このコンテナを実行する:ウィザード終了後に自動的に DDSM を起動させます。
DDSM の編集
停止した DDSM を選択し、[編集] をクリックして次のことを行います。
- 基本オプション:docker 権限、CPU、ショートカット作成が含まれます。
- ネットワーク設定:ネットワーク インターフェイスとネットワーク構成が含まれます(手動または DHCP)。
詳細
このタブでは、DDSM の状態とプロセスを確認できます。
- 概要:DDSM の権限、CPU、デスクトップ ショートカットの状態、ネットワーク インターフェイスの設定を確認できます。また、DDSM を開始、停止、再開、強制停止することもできます。
- プロセス:DDSM のプロセスと CPU およびメモリの状態を確認できます。
- ターミナル:DDSM のターミナルを使用できます。(ブラウザが Web ソケットに対応している必要があります)
操作
DDSM では、以下の操作を実行できます。
- 開始:停止した DDSM を開始します。
- 停止:実行中の DDSM を停止します。
- 再開:実行中の DDSM を再開します。
- 強制停止:実行中の DDSM を強制停止します。強制停止を行うと、データが壊れる場合があります。
- 削除:DDSM を削除します。DDSM のシステム構成が含まれる共有フォルダは削除されません。このフォルダは読み取り専用フォルダではなくなり、DDSM を復元するために使用できます。
- 復元:故障した DDSM を復元します。
DDSM への接続
[接続] をクリックして、新しいタブで DDSM ログイン ページを起動します。
DDSM のアップグレード
DSM バージョンをアップグレードした後は、DDSM もアップグレードして使用できる状態にしてください。通常は、システムが自動的に DDSM をアップデートします。Synology サーバーに接続してインストール ファイルをダウンロードできない場合は、手動でアップデートする必要があります。DDSM を選択し、[更新] > [手動アップデート] を選択し、DDSM をアップデートするためのインストール ファイルを選択します。
ライセンス
Docker パッケージには、無償の無制限ライセンスが 1 本バンドルされています。
新しいライセンスを追加する
- DDSM ページで、[ライセンス] をクリックします。
- [追加] をクリックします。
- [ライセンス規約] を確認して、[同意する] を選択してから [次へ] をクリックします。
- ライセンスが Synology アカウントとつながっていることを確認し、[次へ] をクリックします。
- [ライセンス キー] を入力します。
- 複数のライセンス キーを入力する場合は、以前入力したライセンス キーの後部にある「+」ボタンをクリックします。[次へ] をクリックします。
- これで、システムは、ライセンス キーが有効であるかどうかを確認するようになります。[次へ] をクリックして、概要ページに移動します。
- Enter をクリックすると、[ライセンス] ページに戻ります。新しいライセンスが [有効] として表示されます。
ライセンス規則は次のとおりです。
- 十分な数の有効なライセンスがある場合は、DDSM を作成して起動することができます。
- ライセンスの有効期限が切れても、7 日間の猶予期間があります。この期間内は、起動中の DDSM インスタンスはシャットダウンしませんが、新しい DDSM を作成したり、停止した DDSM を起動することはできません。猶予期間が過ぎると、有効なライセンスの数が不足している場合は、実行中のすべての DDSM のインスタンスがシャットダウンします。