全般設定

このページでは、Docker の全体的な設定を行う手順を紹介します。

概要

概要ページでは、Dockerが使用する DiskStation の CPU とコンテナが使用する RAM の合計量を確認できます。また、有効にしたコンテナすべてのプロファイルも簡単に監視できます。

レジストリ

[レジストリ] タブでは、ストレージ サーバーから画像ファイルをダウンロードできます。Docker Hub で増大する画像リソースを簡単に使用したり、個人で構成したレポジトリ サーバーのリソースを使用したりすることができます。

ストレージ サーバーから画像をダウンロードする:

  1. 検索バーに関連するキーワードを入力し、[検索] をクリックします。
  2. 検索結果から任意の画像を選択し、[ダウンロード] をクリックします。また、ダブルクリックしてダウンロードすることもできます。

注:

レポジトリ リストを管理する:

  1. [設定] をクリックすると、[レジストリ リスト]ウィンドウで管理したいレポジトリを選択することができます。
  2. 注:

  3. 次の操作を行うことができます。

Docker Hub のレジストリ ミラーを作成する方法:

  1. [レジストリ] > [設定] を選択します。[Docker Hub]を選択し、[編集]をクリックします。
  2. [レジストリ ミラーを有効化]を選択し URL を入力します。

画像の管理

[画像] タブでは、DSM 上の全ての画像を管理したり、画像を選択してコンテナを作成したりすることができます。また、ファイルや URL から画像を追加することもできます。

画像のエクスポート方法:

  1. [エクスポート]をクリックし画像をパックします。

画像を追加する:

  1. [追加] をクリックして、ドロップダウン メニューから以下の2つのオプションのうち1つを選択します。

画像が含まれるコンテナを起動する:

  1. 画像を選択します。
  2. 選択した画像をダブルクリックするか、[起動] をクリックします。

コンテナの管理

[コンテナ] タブでは、CPU や RAM の使用量を含め、コンテナの状態を見ることができます。他の追加設定を管理したり、構成したり、あるいは各コンテナの詳細を表示したりすることが可能です。また、コンテナ設定をエクスポートすると、データを Docker に対応している別の Synology NAS デバイスにも転送することが可能になります。

各コンテナの詳細を見る:

  1. [詳細] をクリックするか、選択したコンテナをダブルクリックします。
  2. 開いた画面で、次のタブをご覧ください。

コンテナの端末インターフェイスにアクセスする:

  1. [詳細] をクリックするか、選択したコンテナをダブルクリックして、[端末] タブに切り替えます(ウェブブラウザが Web Sockets に対応していなければなりません)。
  2. [端末] タブの左側で [プライマリ端末] をクリックします。コンテナのメインの実行コマンドの端末に繋ぐことができます。
  3. コンテナのメインの実行コマンドのほとんどには、インタラクティブなインターフェイスがありません。左上隅にある [作成] ボタンをクリックすると、デフォルトで /bin/bash を実行する第二端末が作成されます。

注:

コンテナを編集する:

  1. コンテナを選択し、[編集]をクリックします。
  2. [基本オプション] タブでは、次のようなことが可能です。
  3. [ボリューム] タブでは、次のようなことが可能です。
  4. [ポート設定] タブでは、次のようなことが可能です。
  5. [リンク] タブでは、次のようなことが可能です。
  6. [環境] タブでは、次のようなことが可能です。
  7. [OK] をクリックして、設定を保存します。

注:

コンテナで基本的な操作を行う方法:

  1. [操作] ボタンをクリックして、ドロップダウンメニューから以下のいずれかを選択します:

注:

コンテナの設定を複製、インポート、エクスポートする:

  1. [設定] をクリックして、ドロップダウン メニューから以下のいずれかを選択します。

現在のコンテナの設定を別の Synology NAS にあるコンテナに適用する方法:

  1. [コンテナ] タブで、エクスポートしたいコンテナを選択します。
  2. [設定をエクスポート] をクリックします。
  3. 別の Synology NAS にログインして、同じイメージ ファイルを持つコンテナを作成します。
  4. コンテナを選択し、[設定] > [設定をインポート] を選択します。
  5. 以前ダウンロードしておいたファイルを選択し、[選択] をクリックして設定をインポートします。

ログ

ログ タブでは、設定した時間枠内でのユーザーの操作を追跡できます。ログ全体を見たり、フィルタを使って見たいイベントだけを選択してください。

フィルタでログを検索する:

  1. 次の方法でログを絞り込むことができます。

ログをクリアする:

  1. [クリア] をクリックして、すべてのログを消去します。

ログをエクスポートする方法:

  1. [エクスポート] をクリックします。
  2. ドロップダウン メニューから [HTML] または [CSV] を選択すると、選択したファイル タイプでログがエクスポートされます。