Directory Server の設定

Synology NAS を Directory Server として設定すると、アカウント認証機能が有効になります。

Directory Server パッケージをインストールし、Synology NAS で起動した後は、[メイン メニュー] > [Directory Server] を選択してサービスを有効にします。

ディレクトリ サーバーを有効にする

ディレクトリサーバーを有効にして LDAP サービスを使用するには、次の手順に従ってください:

  1. [設定] タブを開きます。LDAP サーバーを有効にするにチェックマークを付けます。
  2. [FQDN](Fully Qualified Domain Name)欄に、LDAP データベースのドメイン名を入力します。
  3. [パスワード] 欄に [Bind DN](下記を参照)のパスワードを入力します。
  4. パスワードを確認します。
  5. [適用] をクリックします。

設定が完了したら、[認証情報] セクションに次のような情報が表示されます。

LDAP クライアントがあなたの Directory Server に接続したい場合は、Base DN を指定してLDAP データベースに接続し、ルートの Bind DN、またはLDAP 管理者のアカウントを認証する必要があります。

注:

  1. LDAP サーバーに固定するには、クライアントにルート DN と Base DN を割り当てなければなりません。
  2. FQDN についての詳細は、ここをご覧ください。
  3. Synology NAS にポート転送規則またはファイアウォール規則が設定されている場合は、[コントロール パネル] > [外部アクセス] > [ルーターの設定] または [コントロール パネル] > [セキュリティ] > [ファイアウォール]で、ポート 389(LDAP 接続用)および 636(LDAP SSL 接続用)が正しく設定されていることを確認してください。