Cloud Sync
Cloud Sync を使用すると、ご使用の Synology NAS と、以下の例のような複数のパブリック クラウド サービス間でファイルのシームレスな同期や共有を行うことできます。
- Alibaba Cloud Object Storage Service (OSS)
- Amazon Drive (2020年11月1日にサポート終了)
- Amazon S3 対応クラウド サービス (Amazon S3、hicloud S3、および SFR NAS Backup)
- Backblaze B2
- Baidu Cloud
- Box
- Dropbox(Dropbox for Business 含む)ただし、Dropbox Team Folderは除きます。
- Google Cloud Storage
- Google Drive (G Suite のマイ ドライブを含む)
- Google Shared Drive
- HiDrive
- JD Cloud Object Storage Service (OSS)
- MegaFon MegaDisk
- Microsoft OneDrive(OneDrive for Business を含む)
- Microsoft Azure
- Microsoft Office365 SharePoint Document Library
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス (IBM SoftLayer、RackSpace、RackSpace UK)
- Tencent Cloud Object Storage (COS)
- WebDAV
- Yandex Disk
新しい接続の作成
Synology NAS とパブリック クラウド サービスの間でファイルを同期するには、ユーザー認証情報を使用して Cloud Sync との接続を確立し、サービス プロバイダーとリンクする必要があります。
新規接続を作成する:
- Cloud Sync のユーザー インターフェイスで左下角にある [作成] アイコンをクリックすると、ウィザードが起動します。
- ファイルを同期するパブリック クラウド サービスを選択し、[次へ] をクリックします。
- Dropbox、Baidu Cloud、Google Drive、Box、OneDrive、Amazon Drive、MegaFon MegaDisk、HiDrive:お使いのユーザー認証情報を使用してサインインします。
- WebDAV:サーバー アドレス、アカウント、パスワードを入力します。サーバー アドレスは、以下で指定されている形式に従う必要があります。
- Yandex:アカウントとパスワードを入力します。
- Google Cloud Storage:お使いのユーザー認証情報によってサインインし、次に Project ID と Bucket name を入力します。
- IBM SoftLayer:ユーザー名と API Key を入力し、次のページで場所と Container を選択します。
- RackSpace:ユーザー名と API Key を入力し、次のページで場所と Container を選択します。
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス:Identity Server アドレスを入力し、サーバーがサポートしている KeyStone プロトコルのバージョンを選択します。
- バージョン 1.0:ユーザー名および API Key を入力します
- バージョン 2.0:ユーザー名、パスワード、Tenant ID、Tenant name(オプション)を入力します。
- バージョン 3.0:ユーザー名、パスワード、Tenant ID、Tenant name(オプション)、Domain ID、Domain name(オプション)を入力します。
- ID サービスを経て、次のページで場所と Container を選択できます
- S3 storage:サーバーを選択し(Amazon S3、Amazon S3 China またはサーバーアドレスを直接入力してください)、次に、Access key、Secret key、Bucket name を入力します。ユーザー指定の S3 サービス ホストを入力する場合は、[S3 サーバー アドレス] フィールドに、「s3.amazonaws.com」または「api.suite-stockage-cloud.sfrbusinessteam.fr」のように入力します。
- hicloud S3:Access key、Secret key、Bucket name を入力します。
- SFR NAS Backup:Access key、Secret key、Bucket name を入力します。
- Microsoft Azure:サーバーを選択し、Blob Storage Access key を入力して、Blob Container を選択します。
- Backblaze B2:keyID とアプリケーション キーを入力し、Bucket を選択します。
- Alibaba Cloud OSS:Access key と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- Tencent Cloud COS:Secret ID と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- JD Cloud OSS:地域を選択し、Access key と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- 認証が完了したら、次のフィールドを記入して [次へ] をクリックします。
- タスク名:この名前は接続リストに表示されます。
- ローカル パス:ローカル フォルダを選択します。このフォルダ内すべてのディレクトリとファイルがリモート フォルダに同期されます。
- リモート パス:リモート フォルダを選択します。このフォルダ内すべてのディレクトリとファイルがローカル フォルダに同期されます。
- 同期方向:同期は、[双方向]、[リモートでの変更のみをダウンロードする]、または [ローカルでの変更のみアップロードする] のいずれかを選択します。
- [データ暗号化] をチェックし、クライアント側のデータ暗号化を有効化します。
- 必要に応じて、[同期元フォルダでファイルを削除しても同期先フォルダではファイルを削除しない] をチェックします。
- スケジュール設定:このセクションに行きファイル同期のスケジュールを有効化してください。
- 同期設定をさらに調整するには、[詳細設定] をクリックします。
- 特定のファイルを同期しないようにするには、最大ファイルサイズの上限を設定するか、特定のファイル名またはファイル名の拡張子を除外する、または同期しないフォルダのチェックマークを外します。
- フォルダ:同期しないサブフォルダのチェックマークを外します。
- 最大ファイル サイズ:ファイルが指定したサイズよりも大きい場合は同期されません。
- ファイル名:指定されたファイル名を持つファイルは同期されません。
- ファイル拡張子:指定した拡張子を持つファイルは同期されません。*.[拡張子] を表に追加します。例:*.iso。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
接続の管理
接続の作成に成功したら、接続情報の表示や変更を行うことができます。
接続を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [概要] タブで、[管理] をクリックし、以下のいずれかを行います。
- 同期を一時停止:同期を一時停止します。
- 同期を再開:同期を再開します。
- リンク解除:Synology NAS とパブリック クラウド サービスの接続を切断します。
- 接続を編集:パブリック クラウド アカウントの認証が削除されたり、期限が切れた場合、[接続の編集] をクリックすると、情報がアップロードされ再接続します。
スケジュール設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [スケジュール] > [スケジュール設定] を選択し、次の項目を設定します。
- [有効化] ボックスをチェックして、ファイル同期のスケジュールを有効化します。
- スケジュール グリッドを使用して、ファイル同期のスケジュールを設定します。
- 実行:選択された期間中にファイル同期が実行されます。
- 停止:選択された期間中にファイル同期はされません。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
バックアップ タスクは、停止モードに変わると消去されます。
接続設定を編集する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] > [全般設定] を選択し、次の項目を設定します。
- 接続名:この名前は接続リストに表示されます。
- ポーリング期間:Cloud Sync がパブリック クラウドとの同期を完了すると、Cloud Sync は設定時間が経過した後に同期を再開します。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
ポーリング期間とは、パブリック クラウド上の変更およびローカル フォルダに対する変更に対して Cloud Sync がポーリングを行う頻度を意味しています。例えばポーリング期間を 1 時間と設定した場合、Cloud Sync は 1 時間に 1 度パブリック クラウドに接続し、ファイルの変更を検索します。最大ポーリング期間は、1 日(86,400 秒)です。
トラフィック制御を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] > [トラフィック制御] を選択し、次の項目を構成します。
- この値を 0 にすると、ファイル転送速度が無制限であることになります。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
トラフィック制御の設定は、パブリック クラウド接続全体に適用され、同時に転送されているすべてのファイルで共有されます。
S3 詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[Amazon S3 詳細設定] で次のいずれかを行ってください:
- Amazon S3:
- Amazon S3 および Hicloud S3:
- サーバー側の暗号化を有効にする (AES-256)。
- Amazon S3、Hicloud S3 および SFR Storage:
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
Alibaba Cloud OSS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で次のいずれかを行います。
- サーバー側の暗号化を有効にする (AES-256)。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
OpenStack Swift 詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[OpenStack Swift 詳細設定] で以下を行ってください:
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
Backblaze B2 の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[Backblaze B2] で以下を行います。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
Tencent Cloud COS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
JD Cloud OSS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
同期タスク リストの管理
パブリック クラウド サービスに接続したら、同期タスクの表示、追加、削除、編集を行うことができます。
同期タスクを追加する:
- 左側のリストから接続を選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- [作成] をクリックし、ウィザードに従って新しい同期タスクを作成します。
注:
同期するフォルダを選択する場合、同じ接続で、すでに同期したものと同じディレクトリのフォルダは同期できません。
同期タスクを削除する:
- 左側のリストから接続を選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[リンク解除] をクリックします。
注:
タスクへのリンクを解除すると、再びリンクする際に完全な再同期が必要になります。新規接続の接続を行う際には、Cloud Sync が既存のファイルを自動的に比較し、変更された部分のみをアップロード/ダウンロードします。
Cloud Sync の選択的同期の設定を管理する:
選択的同期は、ファイルのフィルタリングや、パブリック クラウド サービスに同期するフォルダの選択を行うことのできる Cloud Sync の機能です。選択的同期を活用すると、パブリック クラウド サービス上に必要なファイルのみを保管できます。また、その逆も同じように可能です。
- 左側のリストからパブリック クラウド サービスを選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[編集] をクリックします。
- [フォルダ] タブに移動し、以下を行います。
- 同期するフォルダを選択します。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
- [ファイル フィルタ] タブでは、以下を行います。
- [ファイルサイズでフィルタ] の中で、ファイルの最大サイズを設定することで、特定のファイルが同期されないようにできます。
- 最大ファイル サイズは 1 ~ 10,240 MB の範囲で設定してください。「0」は無制限を意味します。
- [フイル形式でフィルタ] では、ファイル名を入力することや、同期しないファイルやファイルの拡張子のチェックマークを外すことで特定のファイルを同期されないようにすることができます。
- ファイル名:指定したファイル名を持つファイルは、パブリック クラウドとは同期できません。ファイル名の長さは、最長 255 文字です。
- ファイル拡張子:指定したファイルの拡張子は、パブリック クラウドには同期されません。*.拡張子を表に追加します。例:*.iso。ファイルの拡張子の長さは、最大 255 文字です。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
同期方向を変更する:
- 左側のリストからパブリック クラウド サービスを選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[タスク設定] をクリックします。
- [設定] タブで以下のいずれかを設定します。
- 同期方向:同期は、[双方向]、[リモートでの変更のみをダウンロードする]、または [ローカルでの変更のみアップロードする] のいずれかを選択します。
- 必要に応じて、[同期元フォルダでファイルを削除しても同期先フォルダではファイルを削除しない] をチェックします。
注:
デフォルトでは、Cloud Sync は新しく追加されたファイルやフォルダすべてを同期します。
DSM システム トレイから Cloud Sync を管理する
Cloud Sync をインストールして起動した後は、パッケージ アイコンが DSM システム トレイの右上の角に表示されます。Cloud Sync を容易かつ効率よく管理することや、システム トレイから次の操作を実行することができます。
- 最近変更したファイルの監視。
- 転送速度と現在の転送の進捗状況の表示。
- 接続の一時停止または再開。
- ペアリングした同期フォルダを開く。
- Cloud Sync の起動。
設定
管理者は右下の [管理者制御] の [設定] アイコンをクリックし、Cloud Sync データベースの場所、最大同時アップロード/ダウンロード数、維持する最大ログ数の指定や、管理者モードへの切り替えを行うことができます。
データベースの場所を指定する:
- [データベースの場所設定] ドロップダウン メニューでボリュームを選択します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
同時アップロード/ダウンロード数を指定する:
- [同時アップロード/ダウンロード数] ドロップダウン メニューで数字を選択します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
履歴ログの最大記録数を指定する:
- [最大記録] フィールドで、5 から 100,000 の数字を入力します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
管理者モードを有効化する
- [管理者モード] ドロップダウン メニューで [有効化] を選択し、すべての Cloud Sync ユーザーの接続を管理します。概要の[ユーザー アカウント] または [クラウド タイプ] で、これらの接続の順を指定できます。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
上級ユーザー向け
確実にファイルやフォルダを同期させるには、次の点に注意してください。
パブリック クラウドのサポートされている属性
プラットフォーム |
ファイルのハッシュ |
最終変更時間 |
Dropbox |
X |
O |
Google Drive |
O (md5) |
O |
Baidu |
O (md5) |
X |
Box |
O (sha1) |
O |
Amazon S3 |
O (md5) |
X |
WebDAV |
X |
X |
Yandex |
X |
X |
Amazon Drive |
O (md5) |
X |
MegaFon |
O (md5) |
O |
OpenStack Swift |
O (md5) |
O (1) |
Google Cloud Storage |
O (md5) |
O (1) |
Google Shared Drive |
O |
O |
Microsoft OneDrive |
O (sha1) |
O |
Microsoft OneDrive for Business |
X |
O |
Microsoft Azure |
O (md5) |
O (1) |
Microsoft SharePoint |
O |
O |
Backblaze B2 |
O (sha1) |
O (1) |
Alibaba Cloud OSS |
O (md5) |
X |
Tencent Cloud COS |
O (md5) |
X |
JD Cloud OSS |
O (md5) |
X |
1:これらのパブリック クラウド プロバイダは、最終変更時間の属性の更新を許可していません。ただし、Cloud Sync のようなサードパーティ アプリ用のカスタム ファイル属性フィールドを提供しています。Cloud Sync は、カスタマイズしたファイル属性フィールドに最終変更時間を保存します。これは、Cloud Sync の最終変更時間がパブリック クラウド Web インターフェイスやその他の同期クライアントで更新されないことを意味します。
注:
- Box、Dropbox、Google Drive、MegaFon、および OneDrive のみが、第三者が前回の修正時間を更新することを許可しています。これは、他のパブリック クラウド サービスの前回の修正時間は常に、ファイルがアップロードされた時間になる、ということを意味します。
- ハッシュの値は、マルチパート アップロード経由で Amazon S3、Alibaba Cloud OSS、Tencent Cloud COS または JD Cloud OSS にアップロードされたファイルには使用できません。
- ハッシュの値は、Dynamic Large Object アップロード経由で OpenStack Swift にアップロードされたファイルには使用できません。
- ハッシュ値は、b2_upload_part アップロード経由で Backblaze B2 にアップロードされたファイルには使用できません。
- Cloud Sync は、Google Cloud Storage の md5 ハッシュを使用します。コンポジット オブジェクト の crc32 ハッシュは適用されません。
- 同時アップロード/ダウンロードの数を増やすと、ネットワーク リソースの条件が許可する場合には、同期のパフォーマンスを高めることができます。
パブリック クラウド サービスに同期されない Metadata:
- UNIX 読み込み/書き込み権限および実行権限。
- Windows ACL。
- Mac の拡張属性。
- フォルダが前回変更された時間。
- ファイルの最終変更時間 (Baidu Cloud、Microsoft OneDrive for Business、Amazon S3、Amazon Drive、WebDAV、Yandex、Alibaba Cloud OSS、Tencent Cloud COS、および JD Cloud OSS が対象)。
競合するコピーに対するデフォルトの操作:
ローカル Synology NAS とリモート パブリック クラウド アカウントの両方で、ファイルまたはディレクトリが同時に変更された場合には、Cloud Sync はローカルの変更を可能な限り維持しようとします。また、クラウド サービスがバージョニングに対応している場合は、リモートでの変更は 1 つのバージョンとして保存されます。
次のクラウド サービスは、Synology NAS がシステム ハイバネーションに切り替わらないようにします。
- Amazon S3 対応クラウド サービス (Amazon S3、hicloud S3、および SFR NAS Backup)
- WebDAV
- MegaFon MegaDisk
- Google Cloud Storage
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス (IBM SoftLayer、RackSpace、RackSpace UK)
- Microsoft Azure
- Backblaze B2
- Alibaba Cloud OSS
- Tencent Cloud COS
- JD Cloud OSS
システム ハイバネーションに影響を及ぼす可能性のあるサービスについての詳細は、この FAQ を参照してください
Cloud Sync が Baidu Cloud から同じファイルをダウンロードし続けるのはなぜですか?
ファイルを Baidu Cloud にアップロードすると、Cloud Sync は両側のファイルのハッシュを比較して整合性を確認します。多くの場合、Baidu は不正なハッシュ値に反応するため、Cloud Sync はこのパブリック クラウド上のファイルと Synology NAS 上のファイルの検出を試行します。そのため、Cloud Sync はバージョンの調整を試行し、再び同期を行うことから、同じファイルを繰り返しダウンロードしてしまいます。
Cloud Sync が他のクラウド サービス PC のアプリケーションよりも遅いのはなぜですか?
次のような制限により、Cloud Sync ではパブリック クラウド サーバーとのファイル同期が、公式の PC アプリケーション(Dropbox や Baidu など)よりも遅くなる場合があります。
- Cloud Service プロバイダによる速度制限:このトピックに関連した情報を発信しているパブリック クラウド サービスのプロバイダはありません。ただし、パブリック クラウド サーバーは専用の tunnel/プロトコルを介して、公式の PC アプリケーションと通信しているか、サーバーにアクセスしているサードパーティのアプリケーション(Cloud Sync など)に定期的に帯域制限をかけている可能性があります。
- 増分アップデートなし:ファイルが修正される度に、たとえ一部の修正が行われただけの場合であっても、Cloud Sync は毎回ファイル全体を再ダウンロードして同期する必要があります。しかし、Cloud Service プロバイダが提供する PC への公式アプリケーションは、修正されたコンテンツのみの直接的なダウンロードと同期をサポートします。これにより同期に要求される時間が減ります。
- ローカル ネットワークの同期なし:一部のパブリック クラウド サービスのプロバイダは、同じローカル エリア ネットワーク (LAN) 内の既存のクライアントから 1 つのクライアントにファイルを取得させることのできる、LAN 同期を提供しているため、同期速度が飛躍的に高まります。ただし、LAN 同期はクライアント コンピュータに通知せずに、そのコンピュータのファイルにアクセスします。そのため、セキュリティ上の脆弱性が発生する可能性があります。このため、Cloud Sync には、この機能は含まれていません。
上記のような制限がありますが、Cloud Sync の同期性能の向上は継続されます。また、Synology NAS の安全性とセキュリティの維持も維持されます。