クラスタ共有

クラスタ共有は、クラスタ ボリュームのファイルやフォルダを管理したり、保管したりする基本的なディレクトリです。ファイルを管理したり、共有したりする前に、1 つ以上のクラスタ共有を作成してください。

共有フォルダを作成する

  1. [CMS] > [クラスタ共有] を選択した後で、[作成] をクリックします。
  2. セットアップ ウィザードの手順に従って完了します。

共有フォルダの名前付けの規則:

統一されたネームスペース

クラスタのファイル共有サービスは、コンピューティング サーバーでホストされます。Synology NAS サーバーがコンピューティング サーバーとして指定されている場合は、システムが自動的にコンピューティング サーバーのネームスペースが統一されるように変更します。各コンピューティング サーバーのローカル共有フォルダは、次の場所に作成されます。\Non_Cluster_Shares\[ServerID]\。次の例をご覧ください。

この場合、Server_A をコンピューティング サーバーとしてした後の Share_A にアクセスするパスは、次のようになります。

同じ名前を持つコンピューティング サーバーが 2 台以上有る場合は、サーバー名の後ろにサーバーのシリアル番号が追加されます。

クラスタ共有には、ルートパスから直接アクセスできます。次の例をご覧ください。

この場合、Cluster_Share_A にアクセスする CIFS パスは、次のようになります。