音楽の再生
音楽を聴きながら、Audio Station のプレーヤー コントロールを管理できます。また、左側のパネルの [再生キュー] では、キュー内の曲を確認できます。
ミュージックプレーヤー
ミュージック プレーヤーには、再生中の音楽の情報(曲のタイトル、アルバム、アーティスト、再生時間など)が表示されます。音楽再生を制御するには、次の操作を行ってください。
- 曲を再生するには、[再生/一時停止]、[次の曲]、または [前の曲] をクリックします。
- 再生中の曲をある部分までスキップするには、タイムラインのプレイヘッドを希望する位置にドラッグします。
- 現在キューで再生している曲を表示するには、[キューの再生] アイコンをクリックします。
- 曲の歌詞を表示するには、[歌詞] アイコンをクリックします。このアイコンを再びクリックすると、現在のプレイリストに戻ります。
- 音量を調整するには、音量スライダーをドラッグします。
- キューにあるすべての曲、または再生中の曲を繰り返したり、繰り返しをオフにするには、[繰り返しなし、すべて繰り返し、または繰り返し] アイコンをクリックします。
- ランダムな順でキューの曲を再生するには、[シャッフル オン/オフ] アイコンをクリックします。
- 別の音楽ジャンルの可聴周波数をカスタマイズするには、[EQ] ボタンをクリックしてイコライザを表示してチェックボックスを選択し、ドロップダウンメニューからプリセットを選びます。また、スライダーをドラッグして調整し、独自のユーザー定義プリセットとして保存することもできます。
注:イコライザは USB スピーカーでのみ使用できます。
- Audio Station の表示をミニプレーヤー モードに切り替えるには、ミュージック プレーヤーの右下にある [ミニプレーヤーに切り替え] アイコンをクリックします。Audio Station の表示をフルモードに戻すには、ミニプレーヤーの右下にある [フルモードに切り替え] アイコンをクリックします。
再生キュー
再生中の曲や、キューの中の曲は、Audio Station の左側のパネルで [再生キュー] で確認できます。
再生キューを管理する:
- キューの曲を再生するには、曲を右クリックして、[再生] をクリックします。または、[操作] > [再生] に移動すると、曲がすぐに再生されます。
- キューの曲の順番を変えるには、キュー内で曲を選択して上下にドラッグします。
- キューの曲の順番は、曲を選択して右クリックしても変更できます。または、[操作] > [上/下] に移動する方法もあります。
- 現在キューにあるすべての曲を新しいプレイリストに追加するには、曲を右クリックして [再生キューを保存] を選択します。または、[操作] > [再生キューを保存] を選択してください。
- 曲がどこにあるかを確認するには、曲を右クリックして [収納するフォルダを開く] を選択します。または、[操作] > [収納するフォルダを開く] を選択してください。
- キューから曲を削除するには、曲を選択してから右クリックして、[削除] を選択します。または、[操作] > [削除] を選択してください。
出力デバイス
別のデバイスで音楽を再生するには、コントロール バーの [マイ コンピュータ]/[USB スピーカー]/[メディア レンダラー名](音楽のストリーミング先となったデバイス)ドロップダウン メニューから使用したいデバイスを選択します。次に、デバイスに音楽を追加します。
出力デバイスには、次のようなものがあります。
- マイ コンピュータ:コンピュータに音楽をストリームして、コンピュータのスピーカーを使って再生します。
- USB スピーカー:Synology NAS の USB ポートに接続されている USB スピーカーから、または外部スピーカーや家庭用ステレオ装置から音楽を再生します。
- メディア レンダラー:LAN 上の Digital Media Renderer (DMR) や AirPlay 対応デバイスで音楽を再生します。デバイスが検出されると、その名前がドロップダウン メニューに表示されます(Apple TV、Sonos)など。
注:
- [USB/DLNA レンダラー] 特権([設定] > [権限])があるユーザーのみが、USB デバイスや DLNA レンダラーから音楽を再生することができます。
- Audio Station が対応する出力機器を検出できる場合のみ、USB スピーカーおよびメディアレンダラー出力モードを選択できます。
- 音楽が USB スピーカーに出力される時は、一番最近 Synology NAS に接続された USB スピーカー セットのみに伝達されます。
出力デバイスを切り替えるには:
音楽プレーヤーの上にあるドロップダウンメニューからいずれかを選択します。同時に異なるデバイスで音楽を再生できます。
高音質出力
ミュージック ファイルと、Synology NAS に接続された DAC (Digital-to-analog converter) のサウンドカードが 24 ビット オーディオ出力に対応している場合は、USB スピーカーを NAS サーバーに接続すると、高音質サウンドをお楽しみいただけます。
高質の出力または DSD over PCM 出力を有効化する:
- [設定] > [詳細設定] の順に選択します。
- [USB スピーカーに高質出力を有効化する] にチェックを入れると、[DSD over PCM (DoP) 出力を USB スピーカーに有効化する] にチェックをいれることができるようになります。
- [OK] をクリックします。
注:
- USB スピーカーに DSD over PCM (DoP) 出力を有効化した場合、2 チャネル DSD64 および DSD128 ファイルのみがサポートされます。
- USB スピーカーに DSD over PCM (DoP) 出力を有効化すると、DSD64 および DSD128 ファイルの両方が DoP から再生されます。たとえば、DSD64 のみをサポートする DAC は DSD128 ファイルを再生できません。
Amazon Alexa デバイス
Audio Station により音声コマンドを使って Alexa デバイスでミュージック コンテンツをストリーミングできます。
Alexa デバイスにミュージック コンテンツをストリーミングする方法:
- [設定] > [詳細設定] の順に選択します。
- [Amazon Alexa サービスを有効化] のチェックボックスにチェックを入れ、[対応するホスト名] を選択します。
- [OK] をクリックして設定を適用します。
注:
- 機能の要件と制限、およびサポートされる音声コマンドに関する詳細情報はこの記事を参照してください。
Music Converter
Music Converter を有効にすると、Audio Station がストリーミングでサポートできるオーディオフォーマットが増えます。ウェブブラウザまたは DLNA デバイスが以下のオーディオ形式に対応していない場合は、変換に関するアドバイスをご覧ください。また、Audio Station で変換したオーディオ ファイルは、16 ビットになります。24 ビット ファイルはダウンサンプルされます。
ウェブブラウザ用のオーディオ形式を変換する:
ウェブブラウザがこれらの形式に対応していない場合は、次の手順に従ってください:FLAC、APE、OGG、AIFF、WMA。
- [設定] > [オプション] > [ウェブブラウザ用トランスコーダー] の順に選択します。
- 以下のいずれかのオプションを選択してください。
- WAV フォーマットに変換:WAV 形式は特定のブラウザでのみ対応しています(Firefox 3.6 以上、Safari 5、Opera 10.60、Chrome 9)。
- MP3 フォーマットに変換:MP3 に変換するとブラウザサポートが向上します。ただし、これによりシステムリソースの使用が増えます。このオプションを選択すると、上記のフォーマットに加えて、WAV フォーマットが MP3 フォーマットへ変換されます。
- [OK] をクリックします。
DLNA デバイス用にオーディオ形式を変換する:
DLNA デバイスがこれらの形式に対応していない場合は、次の手順に従ってください:FLAC、APE、ALAC、OGG、AIFF。
- [設定] > [詳細設定] の順に選択します。
- DLNA デバイスでコード変換した音楽を再生できるように、[DLNA デバイスのオーディオコード変換を有効にする] にチェックマークを付けます。
- DLNA デバイスがサポートしていない形式(FLAC、APE、ALAC、OGG、およびAIFF)を選択し、再生できるようにレンダーします。
- DLNA デバイスと選択したフォーマットの互換性を高めるように、[DLNA の互換性を高めるために、オーディオファイルをダウンサンプルする] にチェックマークを付けてください。
- [OK] をクリックします。
注:
- この設定は、すべてのユーザーと DLNA デバイスに全体的に適用されます。
- MP3 への変換は以下のモデルではサポートされていません:DS110j、DS210j、DS410j、DS211j、DS411j、DS212j。