ストレージ
[Active Backup for Business] > [ストレージ] で、少なくとも1つのバックアップ タスクがあるときに、それぞれの共有フォルダのステータスとストレージの使用状況をモニターできます。さらに、このページの共有フォルダを再リンクすることにより Active Backup for Business の既存のデータおよびタスク設定を検索することができます。
各共有フォルダのステータスおよびスタートの使用法状況を見る方法:
[ストレージ] をクリックします。各共有フォルダの以下の情報が表示されます。
- 実行中のタスク:実行中のバックアップ タスクがあるかどうか。
- デバイス カウント:この共有フォルダでバックアップされているデバイスの数。
- グローバル重複排除率:元のソース データ サイズを実際に保存されたデータ サイズで割ることで計算された数字。例えば、元のソース データが 100GB でディスクにもそれが書き込まれている場合で、80GB のデータのみが複製後に Synology NAS に保存されている場合。複製率は 100GB / 80GB = 1.25x になります。CBT での2回目のバックアップでは、全体のデータ サイズが再度追加されるのではなく、変更されたデータのみが追加されます。変更されたデータの転送サイズが 10GB で 5GB のデータが2回目のバックアップで Synology NAS に保存されている場合、複製率は (100+10) / (80+5) = 1.29x になります。
- 解放可能なスペース:未使用のスペースが [設定] > [設定] で設定された値に達するとストレージ スペースが解放されます。
Active Backup for Business の既存のデータおよびタスク設定の検索方法:
3-2-1 のバックアップ戦略 (データのコピーを3つ作成し、そのうちの2つは異なるストレージ メディアにあり、そのうちの1つは別の位置で保持される) に従って、Active Backup for Business のデータのコピーを作成するようお勧めします。IT 障害が生じた場合、Active Backup for Business のデータおよびタスク設定を回復して、データを再リンクすることによってデバイスをバックアップ、または復元し続けることができます。
- Active Backup for Business の復元先の Synology NAS で、Active Backup for Business のデータとタスク設定を含む共有フォルダがあることを確認してください。
注:Active Backup for Business 2.0.4 バージョン以降でバックアップされたデータを含んでいる共有フォルダだけを表示して再リンクすることができます。
- [ストレージ] で [再リンク].をクリックします。
Active Backup for Business のデータおよびタスク設定を含んでいる共有フォルダで下記の情報が表示されます。
- 共有フォルダの名前。
- 前回のバックアップ時間:前回この共有フォルダへデータをバックアップした時。
- ソース デバイス:バックアップされたデバイス。
- タスク名:この共有フォルダに含まれていたバックアップ タスクの名前。
- 回復したい Active Backup for Business のデータおよびタスク設定を含んでいる共有フォルダを選択して、[再リンク] をクリックしてください。
注:
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Active Backup for Business のデータおよびタスク設定のコピーを作成するために、DSM の次のパッケージのどちらかを選ぶことができます。
- Snapshot ReplicationSnapshot Replication は共有フォルダのスナップ写真を継続的に撮ることにより、別の Synology NAS にデータをコピーするのに役立ちます。復元が必要な場合、Active Backup for Business をインストールして、別の Synology NAS にデータを再リンクすることによってバックアップを継続し、かつタスクを直ちに回復できます。Snapshot Replication の詳細はこのヘルプ記事を参照してください。
- Hyper Backup:別の Synology NAS への共有フォルダのバックアップに加えて、USB、ファイル サーバーおよび他のクラウド サービスなど、Hyper Backup によってより多くのバックアップ先を選択できます。Hyper Backup 経由で Active Backup for Business をバックアップするときは、ActiveBackupforBusiness 共有フォルダで「@ActiveBackup」フォルダを選択してください。共有フォルダのコピーの作成に関する詳細情報はこのヘルプ記事を参照してください。