バックアップ タスクの作成

VM をバックアップするには、VM データをどのように、どこで、そしていつバックアップするかを定義するバックアップ タスクを構成しなければなりません。1つのバックアップタスクを使用して、1つまたは複数の VM を処理することができます。バックアップ タスクを構成して、すぐにそれを開始できますが、あるいはタスクを保存して、後で実行することも可能です。このセクションはバックアップ タスクの作成方法に関してステップバイステップで説明します。

目次

  1. はじめる前に
  2. バックアップ ウィザードを起動
  3. バックアップ ウィザード

はじめる前に

始める前に、既存の VM があるかどうかチェックしてください。ない場合、以下のステップに従って、vCenter Server または vSphere Hypervisor (ESX / ESXi) を加えて、VM を利用可能にしてください。

  1. [VMware vSphere を管理] > [追加] をクリックして、VMware vSphere に接続します。
  2. サーバー アドレスとアカウント情報を記入し、VMware vSphere に接続します。

注:パッケージがインストールされるバックアップ先とボリュームのストレージ スペースは、少なくともバックアップ タスクを実行できる 8GB がなければなりません。

VMware vSphere の追加とは別に、Manage VMware vSphere で vCenter Server または vSphere Hypervisor (ESX / ESXi) を編集または削除できます。

バックアップ ウィザードを起動

バックアップ ウィザード

バックアップ先と VM を選択する:

バックアップ ウィザードの起動後、Btrfs ファイルの共有フォルダをバックアップ先として選択します。次に、バックアップ タスク名を指定して、このバックアップ タスク用の VM を選んでください。

注:

既に [仮想マシン] タブで VM を選択している場合、選択された VM が自動的にこのステップで表示されます。

タスク設定を構成する:

注:

  1. スクリプトをセットアップして、VM スクリプト実行を有効化することによって、VM の資格情報が必要になります。資格情報がない場合、エラー メッセージが表示されます。
  2. プレポスト スクリプトを作成するには、VMware Tool をインストールする必要があります。
  3. フリーの ESXi に関しては、CBT を手動で有効化する必要があります。  
  4. バックアップ検証を有効化するには、Synology Virtual Machine Manager をインストールする必要があります。
  5. データ転送圧縮は VMware 制限のために vSphere 5.1 より下のバージョンでは有効化できないことがあります。

バックアップ スケジュールを設定する:

保持ポリシーを設定する:

このステップでは、以下の保持ポリシーのいずれかを選択して作成済みタスクに適用できます。

権限設定を構成する:

権限設定は、バックアップ タスクを作成する時に構成できます。適格のユーザーのみがアクセスしてバックアップ ファイルおよびバックアップ タスクのバージョンを復元できるようにするため、タスク作成中に権限設定を構成できます。いつでもタスクを編集して権限設定を変更できます。

タスクのバックアップ バージョンを閲覧して復元できるユーザー/グループをチェックしてください。

管理者グループ/ユーザーはデフォルトでバックアップ タスクを復元することに適格です。

設定を適用しタスクをバックアップする:

    すべてのバックアップ設定を構成後、バックアップ サマリが表示されます。下記の指示に従って、設定の構成後のバックアップを完了してください。

  1. [適用] をクリックしてバックアップタスクを作成すると、ポップアップ ウィンドウが現れます。
  2. すぐにバックアップを実行する場合、[はい] をクリックしてください。あるいは、後でタスクを実行したい場合は、タスク リストの [バックアップ] をクリックしてください。