Active Backup for Google Workspace Portal
Active Backup for Google Workspace Portal は管理者と従業員にデータを元のドメインに復元するインターフェースを提供します。
Active Backup for Google Workspace Portal にアクセス
Active Backup for Google Workspace Portal を有効化:
Admin 権限を持つユーザーは、[コントロールパネル] > [アプリケーション ポータル] > [Active Backup for Google Workspace Portal] へ進みます。[編集] をクリックし、[カスタマイズしたエイリアスを有効にする] チェックボックスをマークしてポータルを有効にします。
Active Backup for Google Workspace Portal にアクセス:
- admin 権限のあるユーザーの場合:[コントロール パネル] > [アプリケーション ポータル] > [Active Backup for Google Workspace Portal] の順に移動し、[エイリアス] フィールドのリンクをクリックします。
- admin 権限のある/ないユーザーの場合:DSM メイン メニューの [Active Backup for Google Workspace Portal] をクリックします。
復元用のデータを閲覧
ビューのロールを変更する:
[ビューのロール]ドロップダウンメニューでアカウントを選択します。管理者は、バックアップ ユーザーのビューに切り替えて、そのユーザーのデータを閲覧し復元できます。
タスクを選択する:
[タスク] ドロップダウンメニューから、復元するタスクを選択します。
サービス タイプを選択する:
Active Backup for Google Workspace は、ドライブ (マイ ドライブと共有ドライブ)、電子メール、連絡先、およびカレンダーのバックアップをサポートします。[サービス] アイコンをクリックし、復元対象のサービスを選択します。
以前の特定時点を表示する:
- ページ下部のタイムラインに進みます。
- 各バックアップ バージョン間で切り替えるには、以下のアクションのうちのいずれかを行ってください。
- 左上隅にある [カレンダー] アイコンをクリックし、復元するバックアップ バージョンの日付をクリックします。
- 左右矢印をクリックすると、バージョンが切り替わります。
- タイムラインをドラッグし、以前の特定時間のバックアップを表示します。
サービス データの復元とエクスポート
ドライブ (マイ ドライブ、共有ドライブ) の復元とエクスポート
バックアップのフォルダまたはファイルを復元する:
- 右上の [サービス] アイコンをクリックして [ドライブ] を選択します。
- ファイルまたはフォルダを選択し、[復元] をクリックします。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- [ファイル共有権限の復元] チェックボックスにチェックを入れて、ファイルとフォルダの共有権限を復元します (オプション)。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、復元先パス、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元されたアイテムを表示します。
バックアップ フォルダをエクスポートする:
ファイルまたはフォルダを選択し、[エクスポート] クリックして選択したアイテムをローカル デバイスにダウンロードします。
電子メールの復元とエクスポート
コンテンツ検索で電子メールを検索する:
- 右上の [サービス] アイコンをクリックして [電子メール] を選択します。
- 右上隅にある検索バーの虫眼鏡アイコンをクリックします。
- ドロップ ダウン画面で、メール データを以下でフィルタできます。
- 発信者:送信者の名前を入力します。
- 送信先:受信者の名前を入力します。
- 件名:電子メールの件名を入力します。
- キーワード:キーワードを入力し、コンテンツまたは添付ファイルがそのキーワードを含んでいる電子メールを検索します。
- 日付:開始日と終了日を選択して、特定の期間内に作成された電子メールを検索します。
- 添付ファイルあり:チェックボックスにチェックを入れて、添付ファイルのある電子メールを検索します。
- [OK] をクリックして、電子メールのフィルタリングを開始します。
- フィルタをリセットするには、[リセット] をクリックします。
- フィルタを削除するには、左上隅の矢印アイコンをクリックします。そうすると、フィルタが適用されていないすべてのメールのページが表示されます。
電子メールをプレビューする:
電子メールをダブルクリックしてコンテンツをプレビューします。上部にある [復元/エクスポート] ボタンを使用して電子メールの復元またはエクスポートができます。あるいは、添付ファイルをクリックして、プレビューが画面から直接ダウンロードできます。
単一または複数の電子メールを復元する:
- 単一または複数の電子メールを選択します。
- [復元] ボタンをクリックしてドロップダウンメニューを開き、選択した電子メールを復元します。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、ラベル、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元ログを表示できます。
ラベル内のすべての電子メールを復元する:
- 左側のパネルで電子メール ラベルを選択します。
- [復元] ボタンをクリックしてドロップダウンメニューを開き、復元するラベル内のすべての電子メールを選択します。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、ラベル、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元ログを表示できます。
アカウントのすべての電子メールを復元する:
- [復元] ボタンをクリックしてドロップダウンメニューを開き、復元するアカウントのすべての電子メールを選択します。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- 以下のラベル ポリシーから1つ選択します。
- 不足しているラベルを復元し、現在のラベルを Gmail で保持する:この不足しているラベルとは、バックアップ バージョンに存在するが、現在の電子メールから削除されたラベルを示します。
- 現在の Gmail ラベルを保持する:バックアップ バージョンには存在するラベルは、バックアップ実行後に削除されるため、復元されません。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、ラベル、ラベル ポリシー、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元ログを表示できます。
単一または複数の電子メールをエクスポートする:
1つまたは複数の電子メールを選択し、[エクスポート] クリックして選択した電子メールを EML 形式でローカル デバイスにダウンロードします。
注:
- メールボックス全体のエクスポートは、現在サポートされていません。
- EML 以外の形式へのメールのエクスポートはサポートされていません。エクスポートされたファイルを他の形式に変換するには、サードパーティのコンバータを使用します。
連絡先の復元とエクスポート
連絡先を検索する:
- 右上の [サービス] アイコンをクリックして [連絡先] を選択します。
- 右上隅の検索バーにキーワードを入力して、対象となる連絡先を検索します。
連絡先をプレビューする:
プレビューしたい連絡先をクリックすると、右側にパネルが現れ、連絡先の名前、電子メール、電話番号、役職、住所などの詳細情報を見ることができます。
単一または複数の連絡先を復元する:
- 1つまたは複数の連絡先を選択し、[復元] をクリックします。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、復元先、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元された連絡先を表示します。
連絡先をエクスポートする:
1つまたは複数の連絡先を選択し、[エクスポート] クリックして選択した連絡先を CSV 形式でローカル デバイスにダウンロードします。
カレンダーの復元とエクスポート
カレンダー イベントを検索する:
- 右上の [サービス] アイコンをクリックして [カレンダー] を選択します。
- 右上隅の検索バーにキーワードを入力して、対象となるカレンダー イベントを検索します。
単一または複数のカレンダー イベントを復元する:
- 1つまたは複数のカレンダー イベントを選択し、[復元] をクリックします。
- [変更] をクリックして、データを復元する先のユーザー アカウントを検索します (オプション)。
- [OK] をクリックして復元を開始します。
- 復元に関する情報 (復元のステータス、処理された項目数、ソース アカウント、復元先アカウント、復元先、経過時間、転送済みサイズなど) が表示されます。[ステータス] フィールドの [詳細] をクリックし、復元されたカレンダー イベントを表示します。
カレンダー イベントをエクスポートする:
1つまたは複数のカレンダー イベントを選択し、[エクスポート] クリックして選択したイベントを ICS 形式でローカル デバイスにダウンロードします。
注:
- 特定のユーザーにのみ Active Backup for Google Workspace Portal へのアクセスを許可するには、[コントロールパネル] > [権限] に移動します。[Active Backup for Google Workspace Portal] を選択し、[編集] をクリックして権限を付与します。
- ユーザーがデータを自分で復元するには、Active Backup for Google Workspace Portal が、Active Backup for Google Workspace の admin コンソールで有効になっている必要があります。
- 管理者にのみビューのロールを変更できる権限があります。
- admin 権限を持たないユーザーに Active Backup for Google Workspace Portal へのアクセス権を許可する場合は、Synology NAS のユーザー アカウントが Google Workspace のアカウントと一致する必要があります。
- Google Workspace 資格情報を持つユーザーが Active Backup for Google Workspace Portal にアクセスできるようにするには、Synology NAS を Google Secure LDAP サービスに登録してください。詳しい手順については、こちらを参照してください。
- Active Backup for Google Workspace Portal の設定 (カスタマイズしたエイリアスやポートなど) を編集する場合は、[コントロール パネル] > [アプリケーション ポータル] > [Active Backup for Google Workspace Portal] の順に進み、[編集] をクリックします。
- 以下の場合にのみファイルの共有権限を復元できます。
- ソースとディスティネーションの両方が [マイ ドライブ] にある。選択したフォルダまたはファイルの所有者がディスティネーション アカウントである。
- ソースとディスティネーションの両方が [共有 ドライブ] にある。
- [ファイル共有権限の復元] チェックボックスにチェックが入っていても、ユーザーが特定のファイルに対して表示やコメントの権限しか持っていない場合、ファイル自体は復元できますが、ファイル共有権限は復元できません。