Active Backup for G Suite admin コンソール
一元化された admin コンソールにより IT admins は G Suite アカウントと共有ドライブにバックアップ タスクを作成して、単一のインターフェースからステータスをバックアップ ステータスをモニターできます。
バックアップタスクの作成
バックアップ タスクを作成する:
- [作成] をクリックして、[タスク リスト] からウィザードを開始します。
- [バックアップ用ドメイン] および [ドメイン管理者電子メール アドレス] を入力し、[サービス キー] をアップロードしてアカウント ドメインを認証します。
- [タスク名] を入力し、[ディスティネーション共有フォルダ] ドロップダウンから共有フォルダを選択し、ユーザーとそのサービスおよびバックアップする共有ドライブを [編集] から選択します。必要に応じて、マイ ドライブ用 [アカウント ディスカバリ]、共有ドライブ、メール、連絡先、およびカレンダー サービス、[Active Backup for G Suite Portal] を有効化します。
- アカウント ディスカバリ:メール、連絡先、カレンダー、またはドライブ サービスを有効化して、あるいは G Suite で有効化された共有ドライブで新しく作成されたアカウントが、自動的に選択されてバックアップされます。
- Active Backup for G Suite Portal:IT admin は、ユーザーが自分でアクセスして復元タスクを実行できるようにするかどうかをコントロールできます。
- バックアップと保持ポリシーを構成:
- バックアップ ポリシー
- 継続的バックアップ:データは無限のサイクルで継続的にバックアップされます。
- 手動バックアップ:ユーザーのデータは、バックアップ機能が手動で有効化されると同時に直ちにバックアップされます。
- スケジュール バックアップ: ユーザーのデータは、あなたが設定したスケジュールに基づいて毎日バックアップされます。
- ファイル バージョン保持ポリシー
- すべてのウイルスを保持:すべてのファイル バージョンが保持されます。
- 履歴的バージョンが保持される日数:バックアップされたファイルが新しいバージョンにアップデートされると、以前のバージョンは、あなたがファイル復元に設定した期間の間保持されます。
- タスク概要を確認し、[適用] をクリックしてバックアップ タスクの作成を終了します。
注:
- Active Backup for G Suite は複数のドメインのバックアップをサポートします。しかし、タスク作成ページの認証で必要な[バックアップ用ドメイン]は一次または二次のドメインのどちらかでなければならない、ということにご注意ください。エイリアス ドメインはサポートされていません。
- タスク作成ページで [ドメイン管理者電子メール アドレス] を入力すると、この管理者の役割は特権管理者、グループ管理者、ユーザー管理者、またはヘルプデスク管理者でなければなりません。.役割が最後の2つのタイプのうちの1つであるなら、この管理者アカウントが組織のメンバーであることを確認してください。
- タスクでバックアップできるサービスとユーザーは、入力されたドメインと管理者権限の両方に基づきます。
バックアップ タスクの管理
[タスク リスト] タブで、作成されたすべてのバックアップ タスクのリストを見ることができます。タブの上部のボタンで、これらを管理することができます。
バックアップ タスクを管理する:
- 編集するバックアップ タスクを選択し、[編集]をクリックします。
- [全般] タブで以下ができます。
- タスク名を修正
- 各サービスと共有ドライブに対する [アカウント ディスカバリ]、および [Active Backup for G Suite Portal] を有効化および無効化します。
- [バージョン] タブで、バックアップと保持のポリシーを構成できます。
バックアップされるユーザーのサービスを管理する:
- バックアップ タスクを選択し、[編集] > [ユーザー]をクリックします。
- 4つのサービスのどれかに対して[アカウント ディスカバリ]を有効化すると、そのサービスでドメインに追加されたすべての新規ユーザーが自動的にバックアップされます。手動で特定のユーザーを選択または選択解除することで、そのユーザーを含めるか排除することができます。
バックアップされるチームドライブを管理する:
- バックアップ タスクを選択し、[編集] > [共有ドライブ] の順にクリックします。
- 共有ドライブで [アカウント ディスカバリ] を有効にすると、ドメインに追加されたすべての新規チームドライブが自動的にバックアップされます。手動で特定の共有ドライブを選択または選択解除することで、そのユーザーを含めるか排除することができます。
バックアップ ユーザー データを削除する:
- バックアップ タスクを選択して[編集]をクリックし、[ユーザー]タブに行きます。
- ユーザーを選択し、[ストレージ管理]をクリックして、4つのサービスのいずれかに対するユーザーのバックアップ データを削除します。バックアップ データが削除されると、サービスはバックアップに対して選択解除されます。
バックアップされたチームドライブ データを削除する:
- バックアップ タスクを選択して[編集] をクリックし、[チームドライブ] タブを開きます。
- 共有ドライブを選択し、[ストレージ管理]をクリックしてバックアップ データを削除します。バックアップ データが削除されると、サービスはバックアップに対して選択解除されます。
タスク情報の表示
概要
[概要] タブで、以下の情報を単一のインターフェースからモニターできます。
- 保護済みサービス:各サービスで保護されているユーザーの数。
- バックアップ サfあなたの連絡先マリ:過去35日間のすべてのバックアップ アクティビティのサマリで、各日のバックアップ ステータスおよびバックアップ アクティビティの数を含みます。各日のアイコンをクリックすると、その日のログをチェックできます。下記は見ることができるすべてのアイコン、およびそれらが持つ意味です。
- バックアップ履歴なし
- 今後のバックアップ
- 成功
- 警告
- エラー
- アクティビティ:現在のバックアップと復元のアクティビティ。右上隅の矢印アイコンをクリックすると、[アクティビティ] タブが表示されます。
- ログ:最新のログ。右上隅の矢印アイコンをクリックすると、[ログ] タブが表示されその他のログを見ることができます。
- サービス使用状況:各サービスで消費された合計ストレージ スペース。
- ユーザー/ドライブの使用状況:一番多くの容量を使用したユーザーまたは共有ドライブが消費したストレージ スペースの量。
- 転送済みサイズ:日/時間別に表示された各タスクの転送済みサイズ。
注:
- [バックアップ サマリ]のカテゴリにには [エラー]、[警告]、および [成功] の3つのタイプのステータスがあります。1日のステータスは、その日のうちにエラー/警告を表示した単一のアクティビティがある限り、[エラー/警告] として表示され、その日のすべてのタスクの結果が成功している場合は [成功] としてのみ表示されます。
タスクリスト
[タスク リスト] タブで、作成されたすべてのバックアップ タスクのリストを見ることができます。それぞれのバックアップ タスクに関するメニューで、そのタスクに関して以下の情報を見ることができます。それが実行中なのか、または既にすべて実行されてしまったのか否かにかかわりません。
- 実行中のタスク:各サービスにおける保護されたユーザーの現在の数および共有ドライブのバックアップ ステータス。
- 既にすべて実行されたタスク:バックアップ結果、前回のバックアップ時刻、および各サービスと共有ドライブにおける保護されたユーザーの数およびそのバックアップ ステータス。
下記は各バックアップ タスクのメニューで見ることができるすべてのアイコン、およびそれらが持つ意味です。
- 成功
- 警告
- エラー
- バックアップに選択されたユーザーはありません
- バックアップの準備中
- バックアップの準備完了
注:
下記の各[タスク ステータス]の定義に関して、詳細情報を見ることができます。
- エラー:タスクのデータがバックアップできなかった場合、タスク ステータスは [エラー] と表示されます。
- 警告:タスクのデータが正常にバックアップされたけれども、対応するメタデータが実行できなかった場合、タスク ステータスは [警告] (Drive タスクにのみ適用可能) として表示されます。
- 成功:タスクのデータとメタデータの両方が正常にバックアップできた場合、タスク ステータスは [成功] と表示されます。
アクティビティ
- Admins は[アクティビティ] タブで簡単に現在のバックアップと復元のアクティビティをモニターできます。
- バックアップ:それぞれの実行中のバックアップ タスクのバックアップ ポリシー、経過時間、およびバックアップの進捗状況。
- 復元:それぞれの実行中の復元タスクの経過時間と回復の進捗状況、およびそれを実行するユーザー
- また admins は [キャンセル] をクリックして実行中のアクティビティを停止できます。継続的なバックアップ ポリシーが適用されたタスクは、無限のバックアップ サイクルに入ります。従って、ユーザーはそうしたタスクを [キャンセル] ボタンを使用して直接キャンセルすることはできません。
ログ
ログでは、実行されたバックアップ タスクの追跡を維持することができるようになります。ログは全体的に表示することや、特定のタスクの検索を行うためにフィルタを使用することができます。
特定のフィルタでログの記録を検索する:
- [ログ]に移動します。
- 右上隅にある検索バーの矢印をクリックします。
- ドロップ ダウン メニューでイベントを絞り込むことができます。
- キーワード:検索したいキーワードを入力します。
- タイプ:ドロップ ダウン メニューで表示するログの種類を選択します。
- 日付:開始日と終了日を入力して、特定の期間内で作成されたログを検索します。
- 右端のボタンをクリックしてイベントの詳細なログを表示します。
- フィルタをリセットするには、[リセット] ボタンをクリックし、再度検索を開始します。
ログの詳細を表示する:
- ログを選択してエントリの右端にある矢印アイコンをクリックし、イベントの詳細なログを表示します。
- バックアップ アクティビティに関しては、ポップアップ ウィンドウで以下の情報を見ることができます。
- ステータス:各バックアップ ユーザーおよび共有ドライブの持続時間、使用済みスペース、およびステータス。
- ファイル ログ:各タスクのバックアップ アカウント、アイテム、サイズ、時間、およびステータス。
- メール、連絡先、Calendar:各バックアップ アクティビティのタイプ、バックアップ時間、および詳細なログ。
- 復元アクティビティに関しては、ポップアップ ウィンドウで以下の情報を見ることができます。
- ファイル ログ:各復元タスクのソースとディスティネーションのアカウント、アイテム、サイズ、時間、およびステータス。
- メール、連絡先、Calendar:各復元アクティビティのタイプ、復元時間、および詳細なログ。
詳細なタスク情報
タスクのステータスとロゴを見るには:
- [タスク リスト] タブでバックアップ タスクを選択し、[詳細]をクリックします。.
- [詳細] ウィンドウで以下の情報を見ることができます。
- ステータス:各バックアップ ユーザーおよび共有ドライブの持続時間、使用済みスペース、およびステータス。
- ファイル ログ:各タスクのバックアップ アカウント、アイテム、サイズ、時間、およびステータス。
- メール、連絡先、Calendar:各バックアップ アクティビティのタイプ、バックアップ時間、および詳細なログ。
通知サービスの管理
通知サービスを有効にするには:
タスク関連の通知を受け取るには、[DSM] > [コントロール パネル] > [通知]を選択し、希望の通知チャンネルを設定します(SMS、電子メール、プッシュ サービスなど)。
通知のイベントを管理する:
通知のイベントを管理するには、[DSM] > [コントロール パネル] > [通知] > [詳細設定]の順に進んで、あなたが通知を受けることを希望するイベントの設定を構成します。
注:
- Active Backup for G Suite を使うための認証を Google から取得する方法に関する詳細情報は、このチュートリアルを参照してください。
- 特定のユーザーに [Active Backup for G Suite Portal] へのアクセスを許可するには、[コントロール パネル] >[権限]の順に進んで、[Active Backup for G Suite Portal] を選択し、[編集] をクリックして許可を与えます。
- admin 権限を持つユーザーのみが、Active Backup for G Suite コンソールから他のユーザーの復元タスクをキャンセルできます。
- ユーザーがデータを自分で復元するには、Active Backup for G Suite Portalが、Active Backup for G Suite パッケージで有効化される必要があります。
- 暗号化された共有フォルダを除き、ブロックレベルの重複除去は Btrfs ボリュームにおける共有フォルダのみがサポートされます。メールとカレンダーの添付ファイルに対する単一のインスタンス化は、Btrfs ボリュームの共有フォルダのみがサポートされます。2つの機能へのサポートに関する詳細情報については、以下の表を参照してください。
|
単一のインスタンス化 |
ブロックレベルの重複除去 |
ドライブ |
O |
O |
メール |
添付ファイルのみ |
X |
連絡先 |
X |
X |
カレンダー |
添付ファイルのみ |
X |
- 以下の状況下ではファイルまたはフォルダは Active Backup for G Suite によりバックアップされない、あるいはスキップされます。
- DSM 上のファイル/フォルダのパスが 4016 文字を超えている。
- ファイルまたはフォルダがバックアップされたけれども、以下の状況下で Active Backup for G Suite Portal で同じファイル/フォルダ名またはパスに残ったままの場合、そのファイルまたはフォルダは名前が変更されます。
- ファイル/フォルダ名またはパスが「#SynoVersionRepo」、「#SynoRepo」、または「#SynoVersions」を含んでいる。
- 対象先共有フォルダのファイルまたはフォルダの名前が 255 文字を超えている。
- 暗号化された対象先共有フォルダのファイルまたはフォルダの名前が 143 文字を超えている。
- 以下のオンライン アプリケーションがバックアップにサポートされています。Google Docs、Google Sheets、Google Slides、Google Forms、Google Drawings、Google Apps Script、Google Jamboard。
- オンライン サービス用のバックアップ形式:
オンライン アプリケーション |
バックアップ形式 |
Google Docs |
.docx |
Google Sheets |
.xlsx |
Google Slides |
.pptx |
Google Forms |
.zip |
Google Drawings |
.jpeg |
Google Apps Script |
.json |
Google Jamboard |
.pdf |
- 以下のファイル タイプがコンテンツ検索でサポートされます。
- page/.key/.numbers
- .rtf
- Microsoft Office フォーマット (例 .docx/.doc、.pptx/.ppt)、Microsoft Excel ファイルフォーマット (.xlsx/.xls) は除く
- テキスト ファイル (例えば、.cpp、.c、.txt)
- .epub
- .lit
- .mobi/.azw3/.pdb/.prc
- .pdf
- .rar
- .chm
- .slk/.gnumeric
- .eml/.msg
- .7z/.bz2/.gz/.zip/.tgz/.tbz/.tar
- 以下の変数はコンテンツ検索でサポートされません。
- ストップワード (大文字小文字を区別しません):「a」、「an」、「and」、「are」、「as」、「at」、「be」、「but」、「by」、「for」、「if」、「in」、「into」、「is」、「it」、「no」、「not」、「of」、「on」、「or」、「such」、「that」、「the」、「their」、「then」、「there」、「these」、「they」、「this」、「to」、「was」、「will」、and 「with」。
- 記号:例えば、「@」、「#」、「*」、「/」、および「\」。
- 句読点:例えば「!」、「?」および「:」。
- [連絡先] の誕生日や記念日などの日付
- 絵文字
- Synology Universal Search 演算子:
[X] および [Y]:数字、アルファベット文字、単語区分、単語、フレーズを示す変数。 |
Operator |
例 |
説明 |
* |
[X]* |
- [X] を含むものとリストが一致します。[X] はゼロの前または後に続き、よりランダムな文字に続きます("*"として表記されます)
|
? |
?[X] [X]? |
- [X] を含むものとリストが一致します。[X] はランダムな 1 文字の前後にきます("?として表記されます")
|
"" |
"[X][Y]" |
- リストは、全く同じ、大文字と小文字を区別する [X][Y] を含むものと一致します
|
&& |
[X] && [Y] |
- [X] と [Y] の両方が含まれる結果が検出されます
|
|| |
[X] || [Y] |
- [X] と [Y]、またはその両方が含まれる文字列が検出されます
- [X] と [Y] の両方が含まれる文字列は、一番上に表示されます
|
+ |
+[X] |
- [X] が含まれる文字列が検出されます
- [環境設定] > [ファイルのインデックス化] でインデックスが付けられているフォルダを対象とします
|
- |
-[X] |
- [X] が含まれない文字列が検出されます
- [環境設定] > [ファイルのインデックス化] でインデックスが付けられているフォルダを対象とします
|
! |
![X] |
- [X] が含まれない文字列が検出されます
- [環境設定] > [ファイルのインデックス化] でインデックスが付けられているフォルダを対象とします
|
\ |
\[特殊文字] |
- 特殊文字: + - && || ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : \
- 上記のターゲットとする特殊文字が含まれた文字列が検出されます
|